ペナントレースも後半戦に入り、各地で熱い戦いが繰り広げられているプロ野球。その中でも注目を集めているのが2007年以来6年ぶりとなる前半戦最下位脱出を果たした横浜DeNAベイスターズだ。 DeNAになって2年目のシーズン。8月18日には、実数発表となった2005年以来最速で観客動員100万人も達成し、横浜スタジアム創設以来はじめての大規模球場改修や、「100万円チケット」の発売まで、様々な話題を振りまいているこの球団の社長・池田純氏に横浜DeNAベイスターズが目指す球団の姿と、その球団改革について話を聞いた。 ――チームは6年ぶりの前半戦終了時での最下位脱出。一時は3位に浮上し、観客動員数も昨年を大幅に上回るなどDeNAベイスターズ2年目にして、成長の兆しが見られつつありますが、ここまでの球団改革の手応えは如何ですか? 池田(以下省略)「今年は中畑監督の下、『勝』というスローガンを掲げてシ