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ブックマーク / kuenishi.hatenadiary.jp (11)

  • P言語の素晴らしさについて - kuenishi's blog

    先週Microsoft社がP言語に関するブログ記事を公開し一部界隈で話題となった。 P言語くん pic.twitter.com/uULzxIO4ct— Kuntaro Ishiyama (@_iamkuntao) 2017年3月26日 「いまさら一文字言語かよ…」「何個目だ?」といった批判的諦念的なものから、「RustGoとErlangの間の子みたいなのだなあ」「なんか読みにくい」といった反応が多くこの言語の重要性やインパクトに対して正しく理解しているものがあまりなかった。尊敬しているTD勢ですらあまり重要性が伝わってないようだ 1 2 。上記のブログ記事を読んだり、マニュアルを読んだらすぐ分かるようなことではあるが、日語で解説しておこうと思う。なおいわゆる言語入門とかそういった類のものではないことをご理解いただきたい。 TL;DR 並行処理や分散システムの形式証明や形式検証はそれ自体

    P言語の素晴らしさについて - kuenishi's blog
    moccos_info
    moccos_info 2017/05/30
    名前は最悪だが中身はすごいのか / しかしGoogleやらMicrosoftから出てくるのを我々が知る時には5~10年遅れ、って恐ろしい話だ
  • Paxos-based replicationはEventually consistentではなくstrongly consistentである - kuenishi's blog

    ちょっと発言力のありそうな方がテクニカルに誤りを書かれていたので、ここでひっそりと訂正しておきたい。 このスライドの43ページ目に、 The problem with Paxos-based algorithm is that replications are eventual consistent. と、色付き文字で協調されて書かれている。このスライドで主張したいことの筋ではないが、Spannerの性能がよいこととは関係がなく、Paxosなどのレプリケーションと、トランザクションとの関係で誤解を広めそうなので指摘しておきたい。辻マサカリと言って差し支えないだろう。 PaxosはStrongly consistentであることがMade Simpleの論文で証明されている(Strongly consistentが何かはまた別の機会にここに書こうと思う)。ちょっと長いが引用しておこう。 T

    Paxos-based replicationはEventually consistentではなくstrongly consistentである - kuenishi's blog
    moccos_info
    moccos_info 2016/12/05
    “この書きっぷりからして思いっきり侵害していると思われるがそこは西海岸の論理でそんな野暮なことはしねーんだョ〜というのが垣間見えて”
  • 転職エージェントについて - kuenishi's blog

    さて先日いくつかの転職エージェントと接触したので、その経緯や結末をうまくボカしつつここに記しておくことにする。日曜の午後のヒマつぶしになると幸いである。 狭い業界、知り合いの方が多いのだがなぜ転職エージェントにアクセスしてみようと思ったかというと、実は世間は広くて、私の知らない面白いことをやっている会社が沢山あるのではないかとふと不安に駆られたからだ。このままでは大海を知るためには、結局アメリカや欧州へ渡るしかなくなってしまう。このままでは拙い。酔っていたせいでもある。ある日思い立って、Gmailを "Opportunities" とかそういうので検索しまくって、適当にメールをいくつかのエージェントに送った。夜中に酔った勢いで書いたものだから、短く簡潔で素晴らしいメールになった。 Thank you for reaching out to me. I'm getting more inte

    転職エージェントについて - kuenishi's blog
  • 次世代ウェブカンファレンス #nextwebconf に参加できませんでしたのでお詫びします - kuenishi's blog

    去る10月18日に行われた次世代ウェブカンファレンスは、わたしもサーバーアーキテクチャーというセッションにスピーカーとして呼ばれていた。わたしも話す気満々だったが、当日の朝になって次男が発熱してしまい家庭の予定を変更しては次男、わたしは長男を連れて彼の予定をこなすことにした。ので泣く泣く当日朝に参加を断った。当日は盛況だったようで何よりである。 当日はスタッフが充実していて、ストリーミングや録画も行われた。わたしが出るはずだった server_arch セッションの動画も公開されている。ここでは、当日言おうと思っていたことと、この動画を見て言いたいことをここに書いて当日参加できなかった詫びとしたい。すまんかった。 ウェブ is 何 / 次世代 is 何 CERN発祥のHTTP/HTMLで情報伝達する仕組み(昔WWWとか言われていたもの)が普及しきって、あらゆる情報がインターネットを介して

    次世代ウェブカンファレンス #nextwebconf に参加できませんでしたのでお詫びします - kuenishi's blog
  • node.js vs Erlang (ネタ) - kuenishi's blog

    ついぞ最近node.jsなんてのがでて、繁華街のあちこちでチヤホヤされてる。そんなときに、モヒカン族Erlang村(erlang-questions)に「node.jsってどうなの?」的燃料が投下されたわけですよ。これは炎上しそうだ…と追いかけてたら、ネタどころか案外真面目なハナシばっかりだったのですが。まずは真面目に問いかけをする純朴な成年(想像)。 「Erlang好きだし使ってるんだけど、Erlangとnode.jsてそれぞれどういうジャンルがすごいの?RabbitMQとかejabberdみたいなのつくろうとしたらどうなるの?簡単なチャットサーバーつくるくらうならnode.jsのが断然簡単だよね?分散システムで使うなら断然違うとか? Ulf Wigerによると、ブロックする関数の問題を簡単に解決してくれるとか書いてあるみたいだけど (link)」 おっお。素直な質問。これはみんな釣られ

    node.js vs Erlang (ネタ) - kuenishi's blog
    moccos_info
    moccos_info 2015/09/01
    2010.10 WSHおじさんすげー!
  • リアルタイムとバッチの違い - kuenishi's blog

    昨日、分散DB読書会のあとに品川のラーメン屋でリアルタイムとは何ぞや〜みたいな話になった。自分の思いついたポエムをここに書いておこう。現場の問題とはあまり関係がない。 Stream Data Processing: A Quality of Service Perspective (Advances in Database Systems)というによれば、DSMS (Data Steram Management System) とDBMS (Database Management System)の違いは、クエリを発行するデータ集合の性質にある。つまり、DBMSは今ある有限のデータに対して操作を行うための仕組みで、DSMSはこれからやってくる無限のデータに対して操作を行うための仕組みと定義されていた。このDSMSというやつは、古式ゆかしいストリーム処理システムのことで、まあいわゆるCEP

    リアルタイムとバッチの違い - kuenishi's blog
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    moccos_info 2015/06/17
    リアルタイムは、よくわからず「はやい」を指す人(主にゲーム屋)と、それと折り合いつけるために暗黙にソフトリアルタイムを指すと解釈する人がいるっぽい?
  • riak_test でインテグレーションテストの自動化 - kuenishi's blog

    Erlangアベドントカレンダー16日目の記事。CROSS 2014で分散システムのテストがどうのという話になったときにぼくは riak_test をちょっとだけ話したが、それをもうちょっと詳しく説明しておこうと思う。ちなみに2年前もちょっとだけ紹介していた。 is 何 BashoがRiakのインテグレーションテストを自動化するために開発したテストフレームワークだ。 eunit や ct では機能が不十分なので結局自分たちで作ってしまった。ペネトレーションテストとか負荷テストはまた別途。 なにができるのか プロセスを立ち上げて何か叩いてチェックする、プロセスを落として環境を元に戻す、という手順を自動化できる コマンド入力などマニュアル操作を自動化できる 通常の eunit のアサーションを使って、ログの正規表現マッチなどさまざまなバリデーションができる 複数のテストの結果を集計できる 適当

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  • Erlangアプリケーションを node_package で簡単パッケージング - kuenishi's blog

    この記事はErlang Advent Calendar 2014の9日目の記事です。 Erlang/OTP でサーバー作ったあとのデプロイはわりと大変だ。リリースをわりと念入りに作っておいても、ディレクトリ構造がややこしかったりいろいろと面倒らしい。ぼく自身は運良くそういう問題はこれから紹介する node_package を使っているのであまり苦労をしたことがないのだが、リリースを作る大変さはすごいEを読めば書いてある。 すごいErlangゆかいに学ぼう! 作者: Fred Hebert,山口能迪出版社/メーカー: オーム社発売日: 2014/07/04メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログ (7件) を見る これを読んで、やっぱり自分がラッキーなことを再確認した。実際、うまくツールチェインを作りこんでも、 NIF があったりしてリリースを環境ごとにコンパイルしなければい

    Erlangアプリケーションを node_package で簡単パッケージング - kuenishi's blog
  • ビッグデータ基盤技術勉強会で喋ってきた - kuenishi's blog

    研究会が設立されるとか、前からそういう流れになるとは聞いていたが、今日(11日)に開催されたビッグデータ基盤技術勉強会に参加して発表してきた。招待してくれた川島先生には感謝しかない。それにしてもあれ研究会じゃないの、ビッグデータとかいまさら冠するなんて、なんというダサいネーミングセンスなんだと思ってはいけない。世間がやっと俺たちに追い付いてきたんだから、ダサいと思ってはいけない。飽きたころに慣れたものをやめてサッサと次に行っていいのは式年遷宮だけだ。 ぼくの発表もなるべく復習に徹して、研究会だからなにか新しいことを言わなくてもいい、インダストリアル枠だしわかってることを解説していこうというスタンスで解説した。詳細を省いているところも、語弊があるところもあるがお許しいただきたい。 さて丸一日盛り上がってワイワイやった後に、吉祥寺で番の会があって、そこでまた(いつもの)いろんな人と話した。そ

    ビッグデータ基盤技術勉強会で喋ってきた - kuenishi's blog
  • 日本のデータベース系のコミュニティ、なぜイマイチ盛り上がらないのか - kuenishi's blog

    11月の19,20日に開催されたWebDB Forumに参加してきた。カンファレンスそのものは、いろんな人に久しぶりに会えたり、ネット上でなんとなく知っていても話したことなかった人と話したり、意外な人の意外な一面をみることができたりと、とても楽しむことができた。立場としては所属している会社のスポンサー枠で参加して目的もあって発表もしてきたわけだが、いくつか思うところがあるのでここにまとめておきたい。 現実にアカデミックで起きていること WebDB Forumと銘打ってはいるものの、データベースに関する研究発表は非常に少ない。OSやネットワーク、システム系の研究と併せても、機械学習NLP、Webなどの技術に感心を持つ人は多く数で圧倒されている。体感では 90% だ。それをいえば別に VLDB や SIGMOD などのトップカンファレンスもデータベースの技術を直接扱うことは少ないし、データベ

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  • そろそろGoについて一言いっておくか - kuenishi's blog

    昨日、GoCon(ごうこん)なるイベントに参加してきた。以下に続く話は5割以上がフィクションなので虚実織り混ざっている様を楽しみながらお読みいただけたらと思う。 最初に発表されたニュースを聞いたときは、Goはよい車輪のよい再発明で、結局GoogleC++Javaを使い続けるだろうし、世間はGoogle独自言語としてみなすのだろうなという予感はあったし、2010年だから2011年ころはそういう見方をされていたように記憶されている。私もそういうものだと思っていたし、特に関心を持つこともしなかった。いま思えば正常性バイアスだったのだろう。 実際に昨日のカンファレンスで一番興味深かったのは鵜飼さんによるGoの解説だった。比較対象がC++, Python, Javaだったことが最も印象的で、普段からErlangやOCamlといった関数型言語に接していた身として新鮮だった。話を聞くうちにGoogl

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