IT技術者はさまざまなプラットフォームを通して情報発信して知見を共有するのが好きという印象が強いです。zennやqiitaといったサービスをはじめ、さまざまな場所で貴重な情報が無償で公開されているのは驚くばかりです。 情報発信を繰り返していくうちに自分のコンテンツを形にしたい、具体的には書籍を出したいと思う人も多いようです。そこで目の前に立ちはだかる壁のひとつが出版社から商業出版するか同人誌として出版するかという選択を迫られることです。本記事ではそれぞれのpros,consについて、これまでに商業出版、同人誌出版の両方の経験がある筆者の意見を書きます。 結論から書きますと、わたしは以下のような考え方を持っています。 なるべくお金がほしいなら、あるいは世の中に広く情報を行き渡らせたいなら商業出版 ニッチで客層が限られるものについては同人誌 いずれにせよ普段から誠実な情報発信をし続けるとリーチ