わたしは刺し子をしたりフランス刺繍をしたりと、どちらも日々楽しんでいます。 刺し子は、最近では一目刺しの柿の花がお気に入りで、よく刺し子しています。 ある日、この一目刺しの柿の花の模様を、サテン・ステッチで刺繍してみたらどうなるのだろうかと思いつきました。 早速、柿の花の模様をトレーシングペーパーに書き起こしてみました。 ☟ 柿の花の模様 この模様をチャコペーパーを使って生地に転写して、サテン・ステッチで刺繍していきました。 DMC25番刺繍糸を使っています。 使用した刺繍糸の番号は➡162、 834、 899 、ECRU 糸の太さは4本どりで、サテン・ステッチで刺繍しました。 ☟ 柿の花をサテン・ステッチで刺繍したもの 一目刺しの柿の花も刺し子していて、とても癒される模様だなと思うのですが、サテン・ステッチで刺繍してもとても癒される模様だということが実感できました。 このような幾何学模様
模様刺しの井戸枠を刺し子しました。 井戸枠といえば、一目刺しで刺したことがあります。 www.koreiton.com www.koreiton.com 模様刺しの井戸枠 ホビーラホビーレさんで販売されている図案付き晒には、模様刺しの井戸枠があります。 模様刺しの井戸枠、これがまた難しい(ややこしい)。 この図案付き晒を購入してすぐに刺しはじめたのですが、難しくて(ややこしくて)数か月の間放置していました。 ずっと放置しているのもなんだかなと思って再度取り掛かったのですが、やっぱり刺し方に戸惑いました。 ホビーラホビーレさんで配布されている刺し方の説明書を読んでもよく理解できないのです。(説明書の内容は無断転載できないのでここでは紹介しません) わたしの理解力の問題かもしれませんが…、井戸枠の模様を1個グルリと刺して、隣りの井戸枠の模様へと移る刺し方が紹介されているのですが、ちょっと時間が
刺繍作家さんが考案された図案を使って刺繍を楽しんできたのですが、これまでにもパッと思いついたイメージで、自分なりのアレンジを加えたりしていました。 もとの図案とはまったく違う色合いの仕上がりの刺繍になっていたり。 そうこうしているうちに、オリジナルの図案で刺繍をしてみたくなってきたのです。 構図も何もないほんとうに拙いド素人の絵ですが、自分の頭のなかに思い浮かんだものを描いてみました。 ☟ 刺繍図案(ガーデン) DMCの25番刺繍糸を使用しています。 ちなみに番号は➡ 505、433、966、602、890、832、646、3328、ECRU ステッチの種類や刺繍糸の色、何本どりにするのかについては、刺しすすめながらその場の思いつきや気分で決めていきました。 まるで塗り絵のように。 刺繍作家さんが考案された刺繍図案だと、なぜこの色やステッチに決めたのかという意図があると思うので、好き勝手に
樋口愉美子さん著書の刺繍図案集【樋口愉美子の刺繍時間】 のなかから、そよ風という図案を刺繍しました。 刺繍で色遊びを楽しむ そよ風というだけあって、もともとは初夏にふさわしい爽やかな色合いの図案なのですが、わたしは色遊びの感覚で楽しみながらカラフルにしてみました。 刺し子(一目刺し)のように同じ動きでひたすら刺すことで無心になるというのとは違う楽しみ方を味わえるのがフランス刺繍。色遊びの要素が大きくて癒されます。 今回の刺繍糸は、DMCの25番刺繍糸を使用しています。 もとの図案には、アップルトンウール糸が指示されている箇所があるのですが、手持ちにない種類の糸なので、すべて25番刺繍糸を使って刺繍しました。 樋口愉美子の刺繍時間 5つの糸で楽しむ植物と模様 作者:樋口 愉美子 発売日: 2018/03/16 メディア: 単行本 ファブリックパネルに仕立てる 今回は、この刺繍をほどこした生地
一目刺しの柿の花を刺し子しました。 いろんな柿の花のアレンジの方法があると思うのですが、あえてシンプルに図案通りに刺しています。 柿の花という一目刺しは、ひたすら無心に刺しすすめることで脳内がリフレッシュできる(個人の感想です)癒しの模様なので、それが一番ではないかなと。 図案付き晒はオリムパスさんのものを使用しています。 図案通りにシンプルに刺しすすめるといっても、何か刺し子糸を使って柿の花の模様を楽しみたいなと考え、段染め糸を2種類組み合わせて刺すことにしました。 今回は、染織アトリエKazuさんの段染め糸(細糸)こちらの2種類を組み合わせて刺し子しています。 縦横の線をそれぞれ刺し子糸の種類を替えて刺していきました。 まずは、横の線をこちらの刺し子糸を使って刺します。 横の線を刺し終えたら、残りの縦の線はもう1種類の刺し子糸を使って刺します。 全体はこんな感じ。 色はこのようになりま
一目刺しのクロスつなぎを刺し子しました。 オリムパスさんの図案付き晒を使用しています。 cosmoの刺し子糸 hidamari 刺し子糸は、今回はじめてのメーカーさんのものを使用しました。 下の写真のピンクの刺し子糸なのですが、ルシアンさんのhidamariのCol.8です。 (ちなみに他の刺し子糸は水色がホビーラホビーレさん、山吹色は藤久さんのもの。) ルシアンさんのcosmoの25番刺繍糸はこれまでにもお世話になることがありましたが、刺し子糸ははじめて使用しました。 hidamariの刺し子糸の撚りは6本で、ホビーラホビーレさんの4本よりも太めではありますが、すこし硬めの感触で光沢があり、毛羽立ちを感じることがほとんどなくて初心者には扱いやすい糸だなと感じました。 他のメーカーさんの刺し子糸では、何度も生地に糸を通していくうちに毛羽立ちが気になることがあるのですが、hidamariの刺
今回は十字花刺しをアレンジして刺し子しました。 十字花刺しと銭形刺しをコラボさせてみようかと思って。 以前、十字花刺しを刺そうとしていたのに、刺す予定の針目を間違えて詰めて刺してしまい、結果、銭形刺しになってしまったことがあります。 偶然の産物と言えば聞こえはいいけど、単なるまぬけ。 www.koreiton.com 今回の図案付き晒はオリムパスさんの十字花刺しを使用しました。 上の記事の銭形刺しのように真っ白な晒に1㎝方眼を描いて、十字花刺しと銭形刺しをコラボさせてみようかと思ったのですが。 真っ白な晒は布マスクに使う人がたくさんいらっしゃるためか手に入りにくい状況なので、今は使わずに置いておこうと思ったのです。 刺し子糸は、十字の箇所はホビーラホビーレさんの単色糸を使用。 斜めの箇所の段染め糸は、染織アトリエKazuさんのものを使用しました。 糸の色の組み合わせで華やかにTHE派手とい
オリムパスさんの一目刺しのこんぺいとうを刺し子しました。 モダン模様の一目刺しを刺すことが続いています。 すこしでも楽しい気分になりたいのかもしれません。 www.koreiton.com 刺し子糸は津軽工房社さんのインディゴブルーの単色糸と染織アトリエKazuさんの段染め糸を使用しました。 全部を段染め糸を使って刺そうかと考えたのですが、こんぺいとうの形そのものをはっきり浮き上がらせたくて、あえて濃い色のインディゴブルーの刺し子糸を使用しています。 刺し子模様が浮き上がってくるごとに楽しくなる模様でした。 津軽工房社さんのインディゴブルーの刺し子糸ですが、とてもなめらかで糸通りが良く刺し子しやすかったです。 キシキシした感じがまったくなくて、手触りや生地に糸を通す感覚すべてがなめらかで驚きました。 染料の質が違うのでしょうか。 こんぺいとうの全体図はこんな感じ。 こんぺいとうの裏地模様は
春本番になって桜の花が満開の美しい季節なのに、世の中はコロナで大変なことになっています。 気持ちも沈んでどんよりしがち…。 すこしでも明るい気持ちになりたいと思って、刺し子糸の色を明るいものを選んで刺し子してみました。 そして、一目刺しの模様も明るいものをと思って、オリムパスさんの図案付き晒の星と三つ菱を刺し子しました。 伝統模様というよりモダンな模様の一目刺し。 とても可愛くて大好きな模様のひとつです。 刺し方は、模様を星形と三つ菱の2パターンに分けて(刺し子糸も2種類)刺していきました。 星形は津軽工房社さんの刺し子糸のmederu87番を使用し、三つ菱はホビーラホビーレさんの単色糸を使用しています。 個人の感覚的な好みなのですが、津軽工房社さんの刺し子糸の色味はとても温かくて、糸の感触も手に優しいので、刺し子していると自然に気持ちがなごんでいきます。 全体図はこんな感じ。 裏地はこん
74枚目の刺し子ふきんは、雪形亀甲を刺し子しました。 ホビーラホビーレさんの図案付き晒を使用しています。 刺し子糸は、津軽工房社さんのmederuの段染め糸(104番)を使用しました。 外枠の単色糸はホビーラホビーレさんの水色の刺し子糸です。 雪形亀甲を刺す順番 雪形亀甲の刺し方は、ホビーラホビーレさんの説明書に書いてある順番に従ってやってみました。 模様を一見すると、どこから刺していけばいいのかわからず途方に暮れそうになるのですが、ホビーラホビーレさんの説明書通りに刺していけば何とかなります。 ①まずは垂直の線を刺します。 ②斜めの線の中央線を刺します。 ③斜めの線の中央線以外の左右の線をすべて刺していきます。 ④最後に雪の結晶のような形の箇所を刺していき完成。 雪形亀甲を刺してみて 華やかで素敵な模様なのですが、その分複雑であることや動作的に針を表地と裏地の間に通して渡す動きが多いこと
樋口愉美子さんが考案された刺繍図案集【1色刺繍と小さな雑貨】のなかから、『Soft flower』を刺繍しました。 この刺繍図案はこれまでに幾度も刺繍しています。 やわらかい雰囲気のお花畑というか、ブーケのイメージで、とてもお気に入りなのです。 この【1色刺繍と小さな雑貨】という図案集は、図案ごとに刺繍糸の色が1色のみで指定されていますが、わたしは好きな色の刺繍糸をその場の気分で選びながら、刺繍していきました。 もともと淡い渋めの色味が好みなのですが、こうやって完成してみると結構にぎやかな印象に。 そして、相変わらずヨレヨレの仕上がり感。 この刺繍した布を使ってきんちゃく袋に仕立てました。 きんちゃく袋のなかにものを入れて、ひもを結んでみたらこんな感じに。 きんちゃく袋の裏地はピンクの花柄模様。 刺繍の仕方や仕立ての方法などは何も書いていない、ただの備忘録的な記事でした。 樋口愉美子さんの
72枚目の刺し子ふきんは丸模様を刺しました。 ホビーラホビーレさんの図案付き晒を使用しています。 刺し子糸を4種類使って刺してみた 刺し子糸は、津軽工房社さんのmederuの段染め糸を4種類使用してみました。 上からmederuの段染め糸の109番、87番、101番、89番を、2段ずつ糸を替えながら刺しました。 こうやって全体をみると、色がたくさんありすぎて統一感のない仕上がりになっています。 段染め糸を多種類使って模様刺しを刺すと、こういう残念なことになるのだなという失敗談ではありますが、こちらに書いてみました。(これはこれで味があると言い聞かせつつ) この丸模様は、単色の刺し子糸で刺す方が、模様のよさが活かされるのかもしれません。次は単色の刺し子糸で刺してみようと思います。 外枠はホビーラホビーレさんの単色(茶色)の刺し子糸を使用しました。 丸模様の刺し方 〇を上と下で半分に分けて、波
無印良品のエコバッグ 無印良品で購入したエコバッグ。 2年前くらいに刺繍をしようとして、購入したまま保管していました。 樋口愉美子さんの刺繍図案 しばらくの間、刺し子に夢中だったのですが、そろそろエコバッグの刺繍に着手しようと思い、6月に購入していた刺繍本の【樋口愉美子の動物刺繍】のなかの図案を選びました。 樋口愉美子さんの刺繍図案集は、本当にどれも可愛くて刺繍してみたくなります。 もちろん、刺繍図案を眺めているだけでもワクワクして十分楽しめます。 樋口愉美子の動物刺繍 作者:樋口 愉美子 出版社/メーカー: 文化出版局 発売日: 2019/06/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) ↓『子豚の庭』という図案をトレーシングペーパーに転写しました。 無印良品のエコバッグに刺繍する 無印良品のエコバッグの上に、上の写真のトレーシングペーパー+チャコペーパーを敷いて図案を書き写しました。 図
【樋口愉美子の動物刺繍】のなかの『夜の狼』という図案を刺繍しました。 そして、刺繍したものをファブリックパネルに仕立てました。 ファブリックパネルを手づくり 最近ファブリックパネルを手づくりすることにハマっています。 インテリアとしてファブリックパネルを飾ると、部屋の印象がガラリと変わるくらいおしゃれなのに、収納に場所を取らなくて、とても優れものなのです。とても軽いですしね。 刺繍した布をファブリックパネルにするだけでなく、お好きな布をパネルに貼ってファブリックパネルに仕立てても、十分楽しめます。 準備するもの ★パネル サイズ:220×273㎝ ★ガンタッカー&芯(ダイソーさんで300円で購入。芯は別売) ★裁ちばさみ ★ピン ★マスキングテープ ファブリックパネルのつくり方 ①刺繍した布の上にパネルを乗せます。 図案がちゃんと真ん中にくるように位置調整をしておきます。 ②パネルの端に布
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