米調査会社のGartnerは12月4日、2008年第3四半期(7~9月期)の世界スマートフォン市場の調査結果を発表した。同四半期の販売台数の伸び率は前年同期比11.5%で、同社がこの調査を開始して以来最低だったという。販売台数は3650万台だった。 ベンダー別では、フィンランドのNokiaがシェア42%で首位を守ったが、同社として初めて販売台数が前年同期より3%減少した。Gartnerは、Nokiaのポートフォリオにタッチスクリーン対応機種がないことを販売台数減少の要因として挙げ、今月発表したタッチスクリーン搭載の「N97」の発売が2009年上期というのは同社にとって痛手だとしている。2位は引き続きカナダのResearch In Motion(RIM)。Appleは前期トップ5圏外だったが、iPhone 3G発売で3位に返り咲いた。 2008年第3四半期のベンダー別世界スマートフォン出荷台
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