ウェブサイトの閲覧状況などの調査レポートは、世の中の流れを見る上で非常に有用だ。一瞬にして人気サイトが生まれ、目まぐるしく状況が変化していくネット業界において、継続的に視聴率データを公開し続けてきたネットレイティングスが果たす役割は大きい。例えば2006年初頭に、動画サイト「YouTube」を訪問する日本人が急激に伸びている実態を浮かび上がらせたのもこの会社だった。 同社は1999年に設立され、2000年4月よりインターネット視聴率のデータを提供している。当時はネット視聴率という商品が日本に存在しなかったため、自らマーケットを拡大しつつシェアを獲得し、事実上のデファクトスタンダードの地位を築いてきた。国内ではネットレイティングスとビデオリサーチインタラクティブの2社が視聴率調査の代表格だ。 2008年秋にはネット視聴率サービスの全面的なリニューアルを控えているため、2007年はリニューアル
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