今や、ケーキやパン、お菓子類や飲み物などによく使われ、すっかりおなじみになったシナモン、最近使われ始めたのかと思ったら、実は意外と歴史は古く、世界でも最も古い香辛料なのだそうです。甘い味がするのに、香辛料!? シナモンの原料はセイロンニッケイというクスノキ科の樹木。セイロンニッケイの表皮をはがし、その内側のコルク層を薄く削り取り1週間乾燥させると、自然と丸くなり、お馴染みのスティック状になるのです。 シナモンといえばあの独特な甘い香り。しかし、街の人にシナモンを見せずににおいだけかいでもらうと、若い人はシナモン、年配の方はニッキのにおいだと言います。さらに、シナモンのにおいは京都銘菓・八ツ橋のにおいという人も結構いました。果たして、八ツ橋にはどちらが使われているのでしょう? それらの謎を解くべく、矢野さんが八ツ橋作りを見に京都へ。すると、八ツ橋の皮はお米の粉から作られていました。それ