日本ネットワークイネイブラーがIPv6やv6プラスについて理解してもらうために作った技術書籍が「徹底解説 v6プラス」。久保田聡氏とともに執筆を手がけた小川晃通氏ことあきみちさんに本書の読みどころのほか、長らく自身が手がけてきたインターネットの技術情報の発信について聞いてみた。(インタビュアー アスキー編集部 大谷イビサ 以下、敬称略) 「Geekなページ」で情報発信し続けて 大谷:お久しぶりです。昔からお付き合いしている割にあきみちさんの経歴を知らないので、まずはプロフィールを教えてください。 あきみち:SFC(慶應義塾大学 湘南藤沢キャンパス)では徳田・村井・中村・楠本合同研究室に所属していました。研究室ではWIDEの活動をしていて、そこでInteropのSTMやったり、IETFで発表したり、RFCのオーサー(執筆者)の一人になったりと、いろんな経験をしました。そのころ、研究室でのログ