結果的に日本では大きな災害にはなりませんでしたが、地球の裏側で起こった大地震による津波が間違いなく日本にまで届いたということは実感できました。地球は広いけれども、狭いとも言えそうです。AFPが配信しているNOAAの画像を見ると、間違いなくチリは日本にとっての「向こう岸」です。 津波が来る前には、3メートルという津波が予報され「大津波警報」などというおどろおどろしいものまでも出されていましたが、結果的に観測された最高潮位は1メートルちょっとということで、人的被害も起こらずに済んでほんとうに良かったと思います。 しかし結果論と言われてしまうことを承知であえて書きますが、冷静に考えてみると今回の対応も「いかにも日本的だったなあ」とやはり思ってしまいます。 新型インフルエンザと呼ばれるブタインフルエンザの時には、日本にはウイルス1個たりとも入れないぞという勇ましいかけ声とともに水際作戦が行われまし
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