印刷 世界屈指のサッカーチーム、スペインの「FCバルセロナ」直属のクラブチーム「ジュピテル」に、青森県弘前市の東中学1年、佐藤泰我君(13)の入団が決まった。16日に現地へ発つ佐藤君は、「世界レベルのサッカーを身につけたい」と意気込んでいる。 サッカー観戦が好きな父の影響で、小学3年のときに本格的にサッカーを始めた。雪が多い冬場は、室内トレーニングで足元のボールさばきを鍛え、155センチ、42キロの小柄な体でも長身の選手と互角以上に戦える技術を身につけた。イタリアやアルゼンチンでサッカーの短期留学も経験し、同年代の世界の選手と肩を並べるまでになった。 今年3月、スペインでバルセロナの試合を観戦、レベルの高いプレーとスタジアムの大歓声に心を打たれた。目標の選手も、FCバルセロナで活躍するアルゼンチン代表のメッシ選手だ。「相手をかわすスピードや技術は勉強になる」と思っていた。そんな矢先、