新型コロナウイルスの感染爆発が止まらない中、ワクチンへの不信感が聞こえるようになってきた。ワクチンをめぐる間違った情報なども錯綜する中で、いまこそワクチンの正しい知識を持つことの重要性が増しているといえる。前編記事(『コロナワクチン「広がる不信」に、いまこそ知るべき「ファイザーとモデルナの違い」「mRNAワクチンの利点と欠点」…!』)ではファイザーワクチンとモデルナワクチンの違い、ワクチンの中長期的な安全性などについて紹介したが、今回はさらに最新の研究結果を一挙紹介する。(本記事は8月末現在の情報を基に執筆) コロナワクチン、臨床試験で「わかった効果」 改めて厚生労働省での承認時に提出された臨床試験での新型コロナワクチンの効果を紹介しよう。 念のため付記しておくと、このワクチンの厳格な効果判定は、抗体獲得がより確実になる「2回接種完了14日後以降」が望ましいが、研究によって「2回接種完了7
![コロナワクチン「効きづらい人の共通点」「ラムダ株などへの有効性」など…最新研究結果を一挙紹介!(村上 和巳) @moneygendai](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e50ccf3a0d85c532bb517b0a8af15da95d3cbf1f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fgendai-m.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2Ff%2Fe%2F1200m%2Fimg_fe119b44fd31bfba9f7edd40a2a6e7c142661.jpg)