ウクライナ ゼレンスキー大統領は3月1日、ヨーロッパ議会でオンラインで演説しEU加盟への支持を訴えました。途中、同時通訳の人が気持ちを高ぶらせ、声を詰まらせるような場面もありました。 何を語ったのか。演説全文は次のとおりです。 ご列席の皆様。 実は最近、私はどうあいさつをすればいいか迷っています。 なぜなら、私は 「よい朝を(おはよう)」、 「よい1日を(こんにちは)」、 「よい夜を(こんばんは)」が言えないからです。 私には言えません、これは真実です。なぜなら、間違いなくこの日は誰かにとってよい日ではなく、この夜は誰かにとって最後の夜だからです。 私はいま、命を犠牲にしてわれわれの国と自由を守っているウクライナの市民について話しています。 ここで皆様の団結した雰囲気を感じられて、とてもうれしいです。われわれがEU加盟国の皆様を団結させることができてうれしいです。しかし、これほどの犠牲を払