「みなし陽性」との言葉が一人歩きをして日本国中を混乱に陥れています。「みなし陽性」の正式名称は「特例疑似症例」と言うらしいのですが、一般の方はもちろん医師でもそんな言葉は知らないのでは。 どうみても新型コロナウイルス感染症の方を診察したのですが、厚生労働省に届け出たところ、その患者さんの居住地の保健所から却下されてしまいました。 混乱を招いている「みなし陽性」とは・・・。検査キット不足が主な原因となって、検査をしないでもコロナ感染者であると判断することが一部の自治体で可能になることがメディアを騒がせています。 みなし陽性の定義を間違えて解釈しているメディアによく登場する方も少なくはないようです。ほらねっ!! 三浦氏の発言の一部が切り取られている可能性もありますが、誰でも彼でも自己申告で「みなし陽性」認定されるわけではありません。みなし陽性の定義は感染者の同居家族で症状がある場合は抗原検査や