昨年末に発表された新語・流行語大賞で60語にノミネートされた中に、「真逆(まぎゃく)」という言葉がありました。正反対を意味する言葉として使われていますが、辞書には載っていません。90年代後半にはテレビでお笑いタレントが使っていたようです。2002年には新聞記事にも登場し、最近では歌の歌詞にもなっている言葉です。「真っ黒」など“真”には「完全な」という意味があるため、“逆”を強調している言葉とも考えられそうです。実は漢字で「真逆」と書いて、「まさか」と読めます。「まさか!?本当に!?」といった意味の「まさか」です。「まさかさま(まっさかさま)」は、「真逆様」と書くのですよ。さて、「逆」はそれだけで見ると「ぎゃく」と読んでしまいたくなりませんか?そこから「真逆」を「まぎゃく」と読んでしまったのかもしれませんね。ところで、「まぎゃく」という言葉を使うかどうか街頭でインタビューをしたところ、10代