奇書の類。 文も文字も乱れまくる。(読める範囲だけども・・・) ただ、それにしては絵のクオリティは圧倒的。 何が、彼をここまで駆り立てるのか???というくらい、「イラストとして」の完成度は高い。 これを毎日描き続けたっていうのは・・・なんというか、尋常じゃない。 まして、人に見せるために描いていたというわけではないというのだから、これはもう狂気の一種ではないかと。 思い起こしたのは、フェルディナン・シュヴァルの理想郷・・・っていう、一人の郵便配達夫が33年かけて完成した石の宮殿で。 あれを知った時も、凄すぎて、狂気を感じたものだ。 で、自分のような凡人が、狂気を感じるのは、建物のクオリティもさることながら、「誰かの目」を一切意識せずに、ただひたすら自分の個人的に作りたいものを作り続けた・・・っていう部分によるところが大きい。 人は、個人的な欲望だけで、ここまでのものを創ることができるのか・