原題:Zodiac 監督:デビッド・フィンチャー 脚本:ジェームズ・バンダービルト 原作:ロバート・グレイスミス 「ゾディアックは俺の仕事だ」(デイブ・トースキー) 60年代末から70年代後半にかけて起こった実在の事件、実在した人物たちを材にとった映画である。 3回見た。 実を言うと1回目は公開2日目に泊まり勤務の後に急いで見に行った。 1つの殺人事件が序盤に起こる。事件が発覚する。、犯行声明と暗号文が送られてくる。事件を追う2人の殺人課の刑事。犯人に興味を持つ事件記者。その推移を傍観する新聞の漫画担当。という事件に関わる4人の視点で物語は進み、そこに真犯人「ゾディアック」の悪意の標的になった者たちのエピソードが挟み込まれる。 しかし、デヴィッド・フィンチャーとは思えぬ、地味な映画である。最初、俺はこの映画に視覚的な快楽を多分に期待していたせいもあり、体力なくても大丈夫かな?と思っていた