2009年10月5日のブックマーク (2件)

  • シスタージェネレーター : 淡々 (マンガソムリエ廃業編)

    とにかく「おひっこし」が好きなサブカル馬鹿学生だった自分としては、ある意味「無限の住人」よりも楽しみにしてた一冊。 西部劇あり、マージャンあり、青春あり。 嗜好にあう人にはたまらんだろうし、そうじゃない人には心底くだらないであろう短編集。 そういう意味では、この作者は、どう考えても天才の域に達している強烈なマンガ技術をものすごくニッチな層にのみ提供してるんだろうな。 同考えても才能の無駄遣いです。 でも、そういうところが魅力なんだから仕方ない。 まあ、とは言え、ここまでバラバラ且つマニアックな素材群を、(なかばやけくそに書き流している感もありながら)、それでも超がつくくらいの高いクオリティを保っているのは「流石」とか「凄い」っていう表現を通り越して、恐怖すら感じる。 片手間だから無駄遣いなんじゃないよ。 全力の剛速球で才能をドブに投げ捨ててるんだよ。(人はそのどうにも名づけようのないものを

    シスタージェネレーター : 淡々 (マンガソムリエ廃業編)
    mokkei1978
    mokkei1978 2009/10/05
    沙村広明短編集。"この作者は、どう考えても天才の域に達している強烈なマンガ技術をものすごくニッチな層にのみ提供してる"
  • ピコピコ少年/押切蓮介 : 旧機械

    ピコピコ少年 著者:押切 蓮介 販売元:太田出版 発売日:2009-09-17 おすすめ度: ファミコンもメガドラもPCエンジンもひっくるめて、カーチャン達には「ピコピコ」と呼ばれていた時代のお話。ぼくらはゲームに夢中だったんだ。 駄菓子屋のオンボロ筐体で遊んだファイナルファイト。自作の「秘密基地」に持ち込んで遊んだゲームボーイ。カセットを幾つも買ってもらえた友達の家には毎日のように集まっていたっけ。 あの頃の思い出は、少年時代のキラキラとしたマスターピース。 もちろんそんな漫画の訳がねぇ。何が「ぼくら」だ。 ゲームで学力を失い、ゲームで恋を失い、ゲーム友達を失う。真っ逆さまに転げ落ちたねずみ色の青春、ゲームにまつわる数々のダークサイド。ドロリとした手触りのエピソードが詰め込まれた心温まる回想録です。こんなに面白くてイヤな気分になる漫画も珍しい。 友達との喧嘩、親や教師との諍い、「戦争

    ピコピコ少年/押切蓮介 : 旧機械
    mokkei1978
    mokkei1978 2009/10/05
    "ジットリ嫌なエピソードと共に素晴らしく嫌な表情をする押切蓮介の漫画。"