2010年4月18日のブックマーク (4件)

  • ヤマザキマリの風呂マンガじゃないほう - 深町秋生の序二段日記

    2010年のマンガ大賞を受賞した風呂マンガ「テルマエ・ロマエ」と、作者のヤマザキマリさんの作品を全部読んだ。 「テルマエ・ロマエ」(すでに数十万部のベストセラー。今はどれくらいの数字になっていることやら)の斬新かつ強引な物語にも舌を巻いたが、このあたりはそのうちまた改めて。 ただおもしろさに関しては08年の「それではさっそくBuonappetito!」もひけを取らない。読み応えという意味では「テルマエ」を上回っていると思う。 「それではさっそく……」は作者がこれまでかかわった思い出深いメシについて語るエッセイコミック。メシエッセイが好きな私にとっては、小躍りしたくなるくらいの大収穫であった。 作者のヤマザキさんは変わった人生経歴のオーナーで、17歳で画家になるためにフィレンツェへ留学。11年間をイタリアで過ごし、北海道の大学でイタリア語を教えつつ、ローカルテレビ局でレポーターやラジオのパー

    ヤマザキマリの風呂マンガじゃないほう - 深町秋生の序二段日記
    mokkei1978
    mokkei1978 2010/04/18
    「それではさっそくBuonappetito!」。"思い出深いメシについて語るエッセイコミック。メシエッセイが好きな私にとっては、小躍りしたくなるくらいの大収穫"
  • 恐怖!戦慄の『オーディション』 - シン・くりごはんが嫌い

    『オーディション』をUS盤BDで鑑賞したのだが、これが映画としてもソフトとしてもかなり楽しいモノだった。 『オーディション』はTIME誌が選ぶ「ホラー映画ベスト25」の中で唯一の日映画としてランクインされた作品――――ということはいろんな雑誌等で語られてるので今更の感もある。 ぼくは人体が景気良く弾け飛ぶ映像は大好物なくせに、その反面「痛い」描写がある映画が苦手で、だから『オーディション』も観てなかった。 『オーディション』はを亡くした中年の男が、映画製作のオーディションで嫁探しをするという変わったストーリーである。 日以外でやたら評判が良い作品だが、なるほど観て納得。これ、どの映画にも似ていない、いわばジャンルレスな傑作で、基的にホラーに括られてるけど、そんなことはなく、むしろホラーである部分は限りなく少ない。演出、脚、演技が三位一体となった映画的芸術の極み。アート性と娯楽性の

    恐怖!戦慄の『オーディション』 - シン・くりごはんが嫌い
    mokkei1978
    mokkei1978 2010/04/18
    「オーディション」。"演出、脚本、演技が三位一体となった映画的芸術の極み。アート性と娯楽性の同居と良い部分を言い出したら枚挙にいとまがない。"
  • 今日のお題・・・・・・・・・・『デルス・ウザーラ』(1975年 日&ソ) - HOGHUGの日記  

    mokkei1978
    mokkei1978 2010/04/18
    「デルス・ウザーラ」。黒澤明監督。"今観ても変わらぬ美しい光景に変え難い摂理を痛感させ、男二人の寡黙な想いを長しえまで伝え込めた逸品。お薦め。"
  • 近未来ならぬ現未来の海洋SF「イルカの島」

    ちと早いが、夏にぴったりの一冊。浜辺で読むとなおよろし。 アーサー・C・クラークが、こんなにあざやかなジュヴナイルを書くなんて。人類存在の根源を問うような重厚なハードSFと思いきや、肩透かしを喰らう。書かれたのは1962年、この時代からすると近未来サイエンス・フィクションなのかもしれないが、読んでる今から見ると、現未来小説になる。舞台は2010年(今だ!)のグレートバリアリーフで、少年とイルカの交流を描いているものの、まさに「今のいま」の話にも取れる。 というのも、水中マイク(ハイドロフォン)を使ってイルカとのコミュニケーションを図るのだ。「イルカ語」なんて代物で、意思の疎通を図り、イルカ側も人の気持ちを汲み取ろうとする。カリカチュアライズされているものの、東京ディズニーシーの「タートル・トーク」が近い世界になるかも。ネタなのかマジなのか分からないが、商品化されている「バウリンガル(犬語翻

    近未来ならぬ現未来の海洋SF「イルカの島」
    mokkei1978
    mokkei1978 2010/04/18
    「イルカの島」。"夏にぴったりの一冊。浜辺で読むとなおよろし。アーサー・C・クラークが、こんなにあざやかなジュヴナイルを書くなんて。"