『アクシデント/意外』を鑑賞。ジョニー・トー制作でソイ・チョン監督作。 ピタゴラスイッチ的なしかけで事故に見せかけてターゲットを殺す暗殺者四人組。しかし、おなじような事故でもって仲間のひとりを殺され、あげく空き巣に入られ、これまで暗殺でかせいだ金をすべて盗まれる主人公。不審に思った彼は仲間に疑いの目を向けつつ、あるひとりの男の存在にたどりつき、彼を監視しつづけるが……というのがあらすじ。 「武器をつかわずにターゲットを殺す暗殺者集団の映画を撮りたい」というソイ・チョンの想いから製作がスタート。実際、事故に見せかけて暗殺するというのはどういうことなのか?を徹底的にリサーチし“禁書”と呼ばれるものまで読みあさったらしいが真意は不明。どうやったらガラスが割れて、どうやったらガラスが落ちてくるかなど、それこそ映画のキャラクター同様、本当に事故に見せて殺す手段を現場でもリハーサルを重ねて再現する徹底