ブックマーク / degarasi.hatenadiary.org (11)

  • 2013年夏アニメ雑感 - でがらし的読書日記

    先週は飲み会にて夏アニメの反省会。良かった作品を3つ上げるというルールで、私は「サーバント×サービス」「恋愛ラボ」「Free!」の3つにしました。ただ、話題としてはやっぱり、ガッチャマンクラウズが一番盛り上がりましたねw 「サーバント×サービス」は自分の中で一番でした。「Working!」の高津カリノ先生が原作なので、間違いはないだろうけれど展開は予想できるところがあり、そこそこ楽しめれば程度の期待値だったはず。が、キャラ先行でありながら、複雑な人間関係のコメディーなんかもあり、大満足でした。 特に、千早さんと一宮さんの関係が明らかになる回は爆笑でしたねw 二人の関係性だけでも笑えるのに、面倒なブラコンの妹まで加わってとっちらかっていく感じが最高でした。千早さんがセーラー服を着て説教するシーンは思わず吹き出した!あれはさすがに一宮さんに同情するw あと、ルーシーの名前を受理した公務員が明ら

    2013年夏アニメ雑感 - でがらし的読書日記
    mokkei1978
    mokkei1978 2013/11/29
    『サーバント×サービス』『恋愛ラボ』『Free!』。
  • エピソードとストーリーについて。「たまこま」と「はがない」の感想 - でがらし的読書日記

    ■物語の二つの形式 「ストーリー主導型」と「エピソード主導型」 個人的に、物語の形式は二つあると思います。極端な形での分け方ですが、一つは「ストーリー主導型」、もう一つは「エピソード主導型」です。 一番基的で、皆が「物語」と聞いてイメージするものが「ストーリー主導型」です。これはストーリーが一の線のように、始まりから結論に向かって一直線に進んでいくという形式。これらの作品では、作中のエピソードの一つ一つは結論に向かうために用意されていて、エピソードは結論に向かうために用意されます。ミステリ作品なんかはこの典型で、「事件の解決」という結論に向けて、推理のための証拠集めがエピソードとして描かれます。 そしてもう一方は、「エピソード主導型」。結論に向かってエピソードを描くのではなく、あくまで一つ一つのエピソードを描くことが目的となる作品群です。一つ一つのエピソードに物語の中での意味は必要なく

    エピソードとストーリーについて。「たまこま」と「はがない」の感想 - でがらし的読書日記
    mokkei1978
    mokkei1978 2013/04/25
    「僕は友達が少ない next」。自分は「けいおん!」はダメだったが。"漫画的なエピソードの積み重ねによって、独特の説得力を持たせた、不思議で面白い作品"
  • アニメ「氷菓」の19話「心当たりのある者は」がすごい。 - でがらし的読書日記

    次に2012年アニメの振り返り。年末に飲みながら話していたベスト3は以下のとおりです。 1.氷菓 2.坂道のアポロン 3.あの夏で待ってる なんか全部学園ものなんですがw そのほか、モーレツ宇宙海賊、謎の彼女X、となりの怪物くんなどもよかったですねぇ。そんななか、2012年で「この一話がすごい!」と感動した「氷菓」の19話「心当たりのある者は」についてざっくり感想を。 「十月三十一日、駅前の功文堂で買い物をした心当たりのある者は、 至急、職員室柴崎のところまで来なさい」 偶然流れた上記の校内放送がどんな意味を持つかについて、奉太郎とえるが推論していくという、ただそれだけのお話。登場するのは奉太郎とえるの二人だけで、場面も30分間ずっと古典部の部室。事件も起こらなければ証拠集めもしないため、内容としても映像としても地味になりそうなものです。が、これが抜群に面白かった!あまりに面白いので、私は

    アニメ「氷菓」の19話「心当たりのある者は」がすごい。 - でがらし的読書日記
    mokkei1978
    mokkei1978 2013/01/08
    "偶然流れた上記の校内放送がどんな意味を持つかについて、奉太郎とえるが推論していくという、ただそれだけのお話。"
  • 2012年の読書の振り返り。 - でがらし的読書日記

    久しぶりの更新です。最近は、下記のブクログにて地味に読書感想を書き続けております。 http://booklog.jp/users/degarashi その中で、2012年に☆5つをつけた作品は3つでした。 ・高野和明「ジェノサイド」 ・小川一水「天冥の標? part2」 ・渡航「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている 6」 「ジェノサイド」は昨年のこのミス大賞1位作品ですが、実際に読んでみると設定は完全にSF。人類よりも上位の存在を仮定することで人類の欠点を示すという、山弘「アイの物語」と同じテーマを持つ作品でした。二人の日人作家が、人類に対して共通の危惧を持ち、それを作品にしたという事実に心動かされるものが。 もちろん見せ方は異なっていて、ジェノサイドは国家的な陰謀、傭兵たちの泥沼の戦争等々、男の子的に楽しめる要素が多いですね。特に傭兵たちを描いたパートの緊張感はたまらなかった!テ

    2012年の読書の振り返り。 - でがらし的読書日記
    mokkei1978
    mokkei1978 2013/01/07
    「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」。"ライトノベルならではの軽妙な語り口ながら、高校という組織で発生する人間関係の描写が巧み。"
  • 「オイレンシュピーゲル」「スプライトシュピーゲル」(1,2巻) - でがらし的読書日記

    「なんか世界とか救いてぇ―」。あらゆるテロや犯罪が多発し『ロケットの街』とまで渾名される国際都市ミリオポリスに、「黒犬」「紅犬」「白犬」と呼ばれる3人の少女がいた。彼女たちはこの街の治安を守るケルベルス遊撃小隊。飼い主たる警察組織MPBからの無線通信「全頭出撃!」を合図に、最強武器を呼び込み機械の手足を自由自在に操り、獲物たる凶悪犯罪者に襲いかかる!クールでキュートでグロテスクな“死に至る悪ふざけ”開幕。 あらゆるテロや犯罪が多発し、『ロケットの街』とまで渾名される国際都市ミリオポリス。「黒犬(シュヴァルツ)」「紅犬(ロッター)」「白犬(ヴァイス)」と呼ばれる警察組織MPBの“ケルベルス”が治安を守るこの都市に、ロシアの原子炉衛星“アンタレス”が墜落した。七つのテログループが暗躍する、この事件を収拾するため壊れかけの“ケルベルス”遊撃小隊が、超警戒態勢の街を駆け抜ける―!クールでキュートで

    「オイレンシュピーゲル」「スプライトシュピーゲル」(1,2巻) - でがらし的読書日記
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    mokkei1978 2009/08/13
    ”なにが面白いって、アクションシーンがとにかく格好いいんですよ!”
  • 「恋文の技術」 - でがらし的読書日記

    京都の大学から、遠く離れた実験所に飛ばされた男子大学院生が一人。無聊を慰めるべく、文通武者修行と称して京都に住むかつての仲間たちに手紙を書きまくる。手紙のうえで、友人の恋の相談に乗り、妹に説教を垂れ―。 今まで読んだ森見氏の作品が「太陽の塔」「四畳半神話体系」「夜は短し歩けよ乙女」の3冊だという友人の放った一言。「モリミーの話はどれも同じだよね、面白いけど」。同じものしか読んでいない私としても、まったく同感でございますw で、今回の「恋文の技術」もやっぱり同じ話でございましたw 主人公が暮らしているのが京都大学ではなく石川県の七尾なのだけれども、京都の大学から実験所に飛ばされたから七尾に住んでいるというだけで、もともと暮らしていたのは京都。しかも、主人公の守田が七尾から京都の友人や先輩などに送りつけた手紙の文面という体で書かれているため、やっぱり京都の話が中心になるんですよ。主人公である守

    「恋文の技術」 - でがらし的読書日記
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    mokkei1978 2009/07/14
    ”森見氏の作品は「同じような」(失礼)物語を書いてるからこそ、見せ方に工夫/こだわりがあるのだと思います。だから、どの作品も面白く、読者を飽きさせないんですね。”
  • 「とある飛行士への恋歌」 - でがらし的読書日記

    「これはきれいに飾り立てられた追放劇だ」数万人もの市民に見送られ、盛大な出帆式典により旅立ちの時をむかえた空飛ぶ島、イスラ。空の果てを見つけるため―その華やかな目的とは裏腹に、これは故郷に戻れる保証のない、あてのない旅。式典を横目に飛空機エル・アルコンを操縦するカルエルは、6年前の「風の革命」によりすべてを失った元皇子。彼の目線は、イスラ管区長となった「風の革命」の旗印、ニナ・ヴィエントに憎しみを持ってむけられていた…。『とある飛空士への追憶』の世界を舞台に、恋と空戦の物語再び。 2008年、口コミならぬ「ネットコミ」で話題となり、ラノベ界で数々の賞賛を浴びた「とある飛行士への追憶」。その続編にあたる「とある飛行士への恋歌」なる作品が発売されていました。「追憶」が予想外のヒットとなり、無理やり続編を書かされることになったんだろうなぁ、などと邪推しながらも、前作から著者の力量は確かだろうと思

    「とある飛行士への恋歌」 - でがらし的読書日記
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    mokkei1978 2009/02/26
    「追憶」は面白かったけど、意外に続編もいけるらしい。"別の主人公を用意して、書き込みの足りなかった「追憶」の世界観の設定を補足することにした、というのは、続編としてベターな選択"
  • 「東天の獅子」(第4巻) - でがらし的読書日記

    講道館の門下生を夜ごと襲う「梟」と名乗る男は「唐手(トゥディー)」の使い手であった。西郷四郎は武田惣角から沖縄での唐手の体験談を聞く――そして、第2回警視庁武術試合には唐手勢力が乗り込んでくる!柔道、空手道、合気道――すべてにつながる格闘シーンの数々。強い、皆強い信じられぬほど強い。漢たちは何度も立ち上がる。己が奮い立つ、後にも先にもこれしかないという傑作。 日柔道の壮大な物語である「東天の獅子」。ひとまず「天の巻」全4巻を読み終えました。加納流柔術について書かれた「天の巻」はこれにて終了ですが、この後は前田光世が中心となる「地の巻」が書かれるとのこと。あとがきによれば、「地の巻」の執筆に取り掛かるのはもう少し先になるそうですが、一日でも早く書いていただきたいものですね。そう思わせるくらい、「天の巻」は魅力ある作品でした。 4巻で印象に残ったのが、武田惣角が琉球にわたる話と、中村半助・佐

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    mokkei1978 2009/01/22
    夢枕獏の柔道もの。"とにかく「熱い」格闘シーンが印象的"
  • 「四畳半神話体系」 - でがらし的読書日記

    妄想してないで、とっとと恋路を走りやがれ! 私は冴えない大学三回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。できればピカピカの一回生に戻ってやり直したい! 四つの平行世界で繰り広げられる、おかしくもほろ苦い青春ストーリー。 映画「時をかける少女」が、過去に選択した行動によってその後の未来が変わってくる物語だとすれば、この作品は、異なる選択をしてもほとんど変化のない未来が待っている物語といえるでしょうか。この作品では4つの平行世界が描かれており、それぞれ始まりは大学三回生時なのですが、大学入学時に異なるサークル(?)を選択しています。 ・映画サークル「みそぎ」 ・樋口師匠の弟子 ・ソフトボールサークル「ほんわか」 ・秘密機関「福飯店」 そして、どの話でも冒頭では「異性との健全な交際、学問への精進、肉体の鍛錬など、社会的有為の人材となるための布石をことごとくはずし、異性か

    「四畳半神話体系」 - でがらし的読書日記
    mokkei1978
    mokkei1978 2008/09/23
    森見作品は自分との距離が近すぎるのなあ。"語り手と同じ人種の人であれば確実に楽しめる作品"
  • メディアの興亡 - でがらし的読書日記

    新聞社から活字が消えていく―。 コンピュータで新聞をつくるという壮大な計画にむけて、日経済新聞社は動きだした。 アポロ宇宙計画に匹敵する難事業に社を挙げて取り組んだ日経を中心に、 大新聞の変革期に新聞人が何を考え、どう行動したかを活写する、 第17回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した傑作。 日経済新聞社のコンピュータ導入という“英断”に対して、朝日人はどうしたか。 一方、部数日一を目指す読売は“ドン”となる政治記者が頭角をあらわし、 毎日は手のほどこしようのない借金地獄におちいっていた…。 “社会の木鐸”の生々しい内側を鮮烈に描いたノンフィクションの金字塔。 第17回大宅壮一ノンフィクション賞受賞作。 大学3年の頃にこのを手に取ったので,実に3年ぶりの再読となりました。 当時この作品を読んだ私は,ニュージャーナリズムという手法にはじめて触れて とにかく驚いていたのを思い出します。

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  • 「ベスト&ブライテスト」 - でがらし的読書日記

    上巻 The Best & the Brightest―ケネディが集め、ジョンソンが受け継いだ 「最良にしても最も聡明な」人材だと絶賛されたエリート達が、 なぜ米国を非道なベトナム戦争という泥沼に引きずり込んでしまったのか。 賢者たちの愚行を、綿密な取材で克明に綴るベトナム問題の記念碑的レポート。 中巻 ケネディの暗殺、「偉大な社会」を目標に掲げるジョンソン新政権の成立。 米国内の政治状況が混沌とする中、ベトナムへの軍事介入は、 政権参画者たちの野心や自己欺瞞のため、拡大の一途をたどる。 政権内部でわずかに挙がる戦争懐疑派の意見も押し潰され、ベトナムの悲劇は続く。 下巻 徐々に明かされるベトナム戦争の真実。自国の愚行に気づいた米国民による反戦運動、 その一方で、分裂、崩壊するジョンソン政権。 そして、ニクソン新政権の樹立。ベトナム戦争という深い闇に、いつ光は射すのか。 米国の苦悩と挫折、救

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