独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は26日、筑波宇宙センターにて超高速インターネット衛星「WINDS(ウインズ)」の概要説明会を実施。打ち上げ前のWINDSを公開した ■ WINDSを利用して地上通信が不便な地域でも高速なインターネット接続が可能に WINDSは、政府IT戦略本部の重点計画に基づき、静止衛星が持つ広域性、同報性、耐災害性の特徴を活かして、地上インフラとの相互補完ネットワークの構築を実証するために打ち上げられる人工衛星。独立行政法人情報通信研究機構(NICT)との協力により技術開発や実証実験を実施する予定だ。なお、WINDSの総開発費は、JAXAでは打ち上げに関わる費用なども含めて約465億円、NICTでは全体で約60億円としている。 実証実験は、WINDSを打ち上げた後に東経143度、高度36,000kmの位置に静止させ、Ka帯(20~30GHz)を利用し、一般家