8月20日に行われたプレミアリーグ第2節アーセナル対リバプールの一戦で、宮市亮が初のベンチ入りを果たした。この日のアーセナルは、中盤のジャック・ウィルシャー、トーマス・ロシツキー、アブ・ディアビらをけがで欠き、ジェルビーニョとアレクサンドル・ソングも出場停止、そしてセスク・ファブレガスがバルセロナに移籍と、とにかく選手が足りない状況だった。 スタメンには10代のエマニュエル・フリンポンとカール・ジェンキンソンが名を連ね、7人のベンチ枠にも宮市のほか、イグナシ・ミケル、ヘンリー・ランズベリー、そして新戦力アレックス・オクスレイド・チェンバレンと20歳以下のメンバーで固めざるを得ない“スクランブル状態”。そんな中、日本では“宮市デビュー”の可能性が盛んに報じられたが、DFローラン・コシールニーの負傷交代、フリンポンの退場など不運が重なり、ピッチに立ったのは宮市と同い年のスペイン人センターバッ