反原発活動による影響で5月27日に所属事務所を退社した俳優、山本太郎(36)が1日、横浜市の神奈川芸術劇場で行われたミュージカル「太平洋序曲」の公開けいこに出席。騒動後初めて姿を見せた。(サンケイスポーツ) 情熱を示すかのような赤いTシャツで登場した山本は、劇中の2シーンを熱演。引き上げる際、報道陣の問いかけには「すみません。答えられないです」とだけ答えた。 山本は、幕末の日本を命懸けで守ろうとしたジョン万次郎役。会見に出席した演出家、宮本亜門(53)は「一本気なところや、何が正しくて何を大切にしたいのかを考えているところが役とピッタリ」と語った。 山本の今後の仕事は未定。被災地の子供たちを支援するプロジェクト「オペレーション・コドモタチ」の動画上では、「このまま(放射能)汚染が続くなら、今の職業をあきらめて疎開しようと思っています」と引退をほのめかしており、これがラスト舞台になる可能性も