近くの公園には、メタセコイアの大きな樹が何本もあります。 秋には赤茶色に紅葉していた葉も、今ではすっかり落ち、荒々しい樹形を見せています。 枝にたくさんの実が付いていましたが、ずいぶん落ちたようで、落ち葉に混じってあちこちに転がっています。 樹上を眺めると、まだ、残った実が付いていました。 また、春に備えて新芽ができています。 メタセコイアは生きた化石と言われる裸子植物で、日本でも古い時代の化石が発見されています。 子どもの頃、木の葉の化石を採集に行き、メタセコイアの葉の化石を見つけました。 物置きを掃除していたら、片隅に置かれていて、久しぶりの再会に、採集した当時を懐かしく思い出しました。 紅葉したメタセコイア 樹の下から仰ぎ見たメタセコイアの樹形 メタセコイアの実 枝に付いている実と新芽 樹肌 メタセコイアの葉の化石(新生代新第三期中新世)