料理を学ぼうと行った書店のレシピ本コーナーで、「どれを選んだらいいか分からない」と途方に暮れた経験はないだろうか? 毎月たくさんのレシピ本が刊行され書店に並ぶが、どの本が本当に簡単に作れる方法を紹介しているのか、あるいはどの本が自分の好みに合っていておいしい料理が作れそうなのかを見分ける基準は分かりにくい。指標の一つになれば、と2014年に始まったのが、書店員の選考委員が中心になって選ぶ料理レシピ本大賞 in Japanだ。 料理が苦手な編集者が新規参入。「自分が使いやすいレシピ」が入賞 9月に発表される料理レシピ本大賞 in Japanも、今年で5回目。私自身、2回目から特別選考委員に名を連ねて1票を投じているが、こんなに特徴がはっきり出る結果に立ち会ったのは初めてである。家庭料理のパラダイムシフト、転換が起こっていることを感じさせるラインナップになったのだ。とはいえ、去年の受賞作発表か
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