ITIDは製造業のさらなる発展のために重要な「開発力」に着目し、ITID INDEXという品質指標を用いて2004年から全国規模の調査を実施してまいりました。第1回開発力調査では38社、55事業体、約1900名のエンジニア、また2007年の第2回調査では72社、118事業体、約4500名のエンジニアのご協力をいただき、調査及び分析結果を開発力白書として刊行しています。 2007年度版の開発力白書では、調査データから成功したプロジェクト(※)と失敗したプロジェクトのデータを分別し成功したプロジェクトにはどのような共通点があったのかを分析した結果、以下の7つがキープロセスであることが明らかになりました。 ◆7つのキープロセス ▼開発組織編制 ▼デザインレビュー(設計審査会) ▼プロジェクトの活動計画 ▼評価(テスト)の最適化 ▼プロジェクトマネージャの役割と権限 ▼ソフトウェア設計 ▼機能割付
アドヴィックス 機能安全監査室 室長の河野文昭氏が「第3回自動車機能安全カンファレンス」に登壇し、自動車向け機能安全規格であるISO 26262と向き合うための組織づくりについて講演。2009年からアドヴィックスで同氏が取り組んできた事例を基に、機能安全規格と向き合う組織戦略の立て方を紹介した。
規格準拠は“入場券”にすぎない、ISO26262をきっかけに製品開発力の強化を:ISO26262 日本IBM インタビュー(1/2 ページ) 日本IBMは、自動車向け機能安全規格であるISO 26262に対応する開発ツールとして、トレーサビリティ確保の観点に立って、要求管理ツール「DOORS」や構成・変更管理ツール「Rational Team Concert」を展開している。同社の根城寿氏に、国内自動車業界のISO 26262への対応状況などについて聞いた。 自動車向け機能安全規格であるISO 26262が2011年11月に正式発行されてから9カ月が経過した。しかし、国内の自動車業界では、自動車メーカーや大手ティア1サプライヤを除いた多くの企業が、ISO 26262に対応した開発体制を整備しきれていないというのが実情だろう。 ISO 26262では、車両の企画段階から、製品開発、生産、販売
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