製造業はいま、ただ良いモノをつくるだけでは生き残れない時代に入った。その変化をもたらしたのがIoT、ビッグデータ、AIなどの先進技術を使った「第4次産業革命」だろう。ただ、日本は官民ともに多様な技術を組み合わせて協調領域を最大化していくといったことを苦手とする。そこで経済産業省は、インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ(IVI)、ロボット革命イニシアティブ(RRI)、IoT推進ラボという3つの団体を支援。経産省 糟谷敏秀局長は「競い合って、ユースケースの成功モデルを出してほしい」と期待をかける。 いまは製造業のみならず、IT企業も新たなソリューションの開発に注力している。開発を成功させるためには、現場データが必要不可欠なことは言うまでもない。そこでIT企業は、それらのデータをいかに収集するかという点をベースに戦略を立案している。 インダストリアル・バリューチェーン・イニシアチブ(
![経産省 糟谷敏秀局長が、第4次産業革命には「ユースケース創出が重要」と語る理由](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/13e8fe799a9d0d8bdd7deea82b8d561e3f260cc1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.sbbit.jp%2Farticle%2Fimage%2F33405%2FL_bit201703171553596522.jpg)