ユーザックシステム主催によるオンラインセミナー「第8回 RPA研究会~RPAの成功、活用拡大のためのヒント~」の事例講演で、ベジテック 業務統括部 係長の坪川真氏が講演した。同社は2022年4月にAutoジョブ名人ユーザーになったばかり。しかも今回の自動化シナリオはトライアル期間中に「学びながら作成した」という。さまざまな工夫をし、初めてのRPAロボットを稼働させたノウハウや成果を披露した。 青果の商社が直面した「夜受注」の問題 ベジテックは野菜や果物の商社である。産地から作物を仕入れて、それを食品スーパーや外食店に販売するのが主業だ。箱で仕入れて、箱でそのまま出す仲卸事業、仕入れた商品を刻んでカット野菜、カットフルーツにして販売する加工製造事業、そしてキャベツを2分の1玉にして出荷するような、仕入れた商品を小分けにするプロセスセンター事業の3つの事業に分かれている。 坪川氏は、同社の仕入
![ExcelマクロとRPAの合わせ技で受注の自動化を実現したベジテック (1/2)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/90a1e9e4800286a5ed088ac1363d788a546ccaa0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fascii.jp%2Fimg%2F2022%2F07%2F20%2F3392687%2Fl%2F046c5a99117f1043.png)