6月26日、米連邦最高裁が初めて、結婚を「男女間のもの」と規定する連邦法の条項を違憲とする判断を示し、事実上の同性婚の合法化といえる歴史的な判決が下されたが、これを受けて人気ヒップホップ・デュオのマックルモア&ライアン・ルイス(Macklemore & Ryan Lewis)が昨年リリースしていた同性婚を支持する曲“Same Love”が全米チャートで急上昇を見せた。 シアトル出身のラッパー、マックルモアと、同じくシアトル出身のプロデューサー、ライアン・ルイスによるこのデュオは、地道なライブ活動を通じてファンの基盤を広げて行き、ヨーロッパ・ツアーが全公演ソールドアウトになるなど徐々に注目度が高まっていく中リリースしたデビュー作『The Heist』(2012年)が、初週7万8000枚のセールスを記録、全米チャートで初登場2位に。米iTunesチャートではアルバム・チャート1位も獲得するなど