吉祥寺バウスシアター（武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-22-3555）は1月24日より、「フェデリコ・フェリーニ映画祭」を開催する。 フェデリコ・フェリーニ監督は、映画監督だけでなく世界のクリエーターたちから敬愛され、今なお多大な影響を与え続ける巨匠。 今回上映するのは、「8 1/2（完全修復ニュープリント版）」「甘い生活」「魂のジュリエッタ」「女の都」「青春群像」「崖」の6作品。「8 1/2」はフェリーニの自伝的名作。映画史に名を刻む記念碑的作品で「映画監督グイドの願望と、彼を取り巻く現実が溶け合う幻想的な世界に覆い尽くされる」（同劇場）。「甘い生活」もフェリーニの代表作。「戦後1950年代イタリア・ローマの退廃的な上流階級の生態を、ゴシップ新聞の記者に甘んじる主人公の目を通し描く。マルチェロ・マストロヤンニとアニタ・エクバーグがトレヴィの泉で戯れる場面は、映画史に残る名シーン」

現代美術作家・成田久さんの「寝室展」が、ギャラリーやライブラリーブースを併設したカフェバー新業態店「Art Center Ongoing（アートセンター・オンゴーイング）」（吉祥寺東町1、TEL 0422-26-8454）で開催されている。 成田さんは、テキスタイル作品を中心としたインスタレーションを多く手掛ける現代美術作家。最近はマキアージュやマシェリといった資生堂商品のアートディレクターとしても活躍中。 同展は、木造2階建てという同ギャラリーの空間性を生かし、ギャラリーを成田さん自身の寝室に見立てたインスタレーション作品を展示するもの。 一見、暖色中心の作品群があふれる「カワイイ空間」（同ギャラリー担当者）に見えるが、その空間を構成する作品は実に細かい手作業から成り立っているという。それらは「『カワイイ』の裏にある、ある種の偏執的な「狂気」をも放っている」（同）という。 期間中、成田さ

吉祥寺のライブハウス「STAR PINE’S CAFE」（武蔵野市吉祥寺本町1、TEL 0422-23-2251）で1月26日、「ファミ初め」を祝うオールナイトイベント「ファミ詣」が開催される。 イベントは、「ファミカセ」を中心に扱うセレクトショップ「METEOR（メテオ）」（吉祥寺南町1、TEL 0422-48-8984）が主催するもので、昨年に続き2度目の開催。 メーン企画はスクリーン上で行われる「ファミコン大会」で、エントリーした参加者らがイベント中に予選を行い、イベントのトリに行われる決勝戦に挑むもの。決勝ではゲームコラムニストのブルボン小林さんらが実況を担当し大会を盛り上げる。使用するソフトは当日会場で発表し、優勝者には賞品を贈る。 イベントでは、8bitミュージックユニット「YMCK」のライブやDJも開催。出演は、ファミコンやゲームボーイを楽器として使用するプレクラフト、695

同イベントは、飲食街の有志が毎月第3日曜に開催している「昼市」をベースに、吉祥寺の「バサラブックス」（武蔵野市吉祥寺南町1、TEL 0422-47-3764）などの書店も参加してフリーマーケット形式で古本市を行うもの。バサラブックスの福井さんが「ハンサム食堂」を訪れた際、飲食店メーンで開催していた昼市について「古本もあったらおもしろいのではないか」と提案したことから今回実験的に取り入れることになった。出品数は各店100冊程度を予定。 参加店舗は、「ハンサム食堂」「インド料理ミルチ」「元我堂」「音羽館」「にわとり文庫」のほか、吉祥寺からは同店のほか、ジャルダン吉祥寺の書店「すうさい堂」、ハモニカ横丁の居酒屋「コパンダ」が参加予定。 「昼市」は、若手オーナーの店舗が増えた柳小路通りの変化を、地元以外の人にもアピールしようと企画されたもの。2003年12月に第1回を開催、今回は41回目となる。中