いわき市が市有化する方向で検討を始めた磐城平城本丸跡=昨年11月 いわき市は市内平の磐城平城本丸跡を市有化する方向で検討に入った。東日本大震災からの復興のシンボルとして一般開放を目指す。観光振興や市街地活性化に生かす考えで、市の魅力を歴史的な側面から発信する。清水敏男市長が5日の新春記者会見で明らかにした。 ■公園に整備検討 市は現在、市有化の時期や利活用法を検討している。関係者によると、本丸跡は平地区中心部に位置するJRいわき駅北側の好適地にあるため、市街地活性化に向けた公園として整備する方向で調整している。 幕末期に老中職を務めた磐城平藩主安藤信正公の銅像がある松ケ岡公園をはじめ県内唯一の国宝建造物である市内内郷白水町の白水阿弥陀堂など歴史スポットを巡る周遊ルートをつくる案も出ている。 本丸跡の面積は約1・5ヘクタール。現在は芝生の広場や住宅がある民有地で、平成5年から原則的に非公開に
キーワード検索 何か心当たりのあるキーワードがあれば、以下のサイト内検索をご利用ください。 見つからなかった記事が見つかる場合があります。
技術継承が危ぶまれている、いわき市遠野地区の「いわき和紙」を守るため、いわき市は1日、県外出身者二人を「いわき市地域おこし協力隊」に任命した。 いわき和紙は400年以上の歴史があり、「遠野和紙」として親しまれてきた。原料のコウゾは地元産を使用している。日がたつにつれて白さが増すのが特徴で、江戸時代は変色しにくく、武家の記録用紙などで重宝されたという。 和紙農家の瀬谷安雄さんが市無形文化財「いわき和紙製作技術」の指定を受けて技術を守ってきたが、瀬谷さんが昨年6月に死去し、指定を解除している。 市は後継者育成のため、国の制度を活用して「いわき市地域おこし協力隊」を募集。横浜市の会社員で照明コンサルタントの資格を持つ松島淳雄さん(52)、埼玉県ときがわ町で和紙職人の元で修行していた盛合文子さん(28)を隊員に迎えた。松島さんは和紙を使った照明からこぼれる光の美しさにひかれたという。盛合さん
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く