夕食を軽めにしていれば、朝食の食欲も本来はわくはず。だが社会人は飲むことも仕事のうち。軽い夕食は非現実的だ。そこで食欲がわかない朝食がダイエットの狙い目になる。 「食べる量は変わらないのに太る」と言う人が多いが、社会人の食べる量は学生の頃より確実に増えている。結婚を機にしっかり朝食を食べるようになったり、グルメを堪能する経済力も備わった大人の方がカロリー摂取量は多い。 四谷メディカルサロンの風本真吾院長は、「そんな大人に、ダイエットのセオリーである『朝食と昼食はしっかり。夕食を減らしてアルコールは控える。適度に運動を!』と指導してきたが、挫折者が多く成果が出なかった」と言う。社会人なら接待や職場の飲みニケーションも仕事のうち。1日の仕事を終えた後の食事は、重要なストレス発散の場でもある。そんな夕食に縛りをかけるのは実際問題難しい。 そこで風本院長が次善の策として考えたのが、朝食を抜く「朝だ