先週の血統ピックアップ ・5/15 ヴィクトリアマイル(GI・東京・芝1600m) 好位を追走したソダシが直線で豪快に抜け出し、ファインルージュに2馬身差をつけて快勝しました。これで3つめのGIタイトルです。前後半46秒3-45秒9というGIにしてはゆるい流れ。にもかかわらず、馬群がバラけて縦長となったため、中団以下につけた馬たちはほぼノーチャンス。先行馬同士の決着となりました。 ソダシの上がり3ハロン33秒4は自己最速。これまでは粘りが身上の馬というイメージがあったのですが、決め手を要求されるレースで楽勝したのは馬が充実している証拠でしょう。父クロフネ、母ブチコ、母の父キングカメハメハ、2代母シラユキヒメはすべて金子真人さんの持ち馬(法人名義を含む)。白毛の祖であるシラユキヒメにさかのぼるファミリーは活力旺盛で、土曜日の京王杯スプリングCを勝ったメイケイエールもその一頭です。 父クロフネ