1月9日、台湾は、政府が支援する形で人工衛星を利用した通信網整備に向けて準備を進めており、投資家を募っている。写真は2021年4月、スペースXの「ファルコン9」ロケットの打ち上げを前に、フロリダ州ケープカナベラルのケネディ宇宙センターに到着したマスク氏(2023年 ロイター/Joe Skipper) [香港 9日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 台湾は、政府が支援する形で人工衛星を利用した通信網整備に向けて準備を進めており、投資家を募っている。中国による侵攻を念頭に、ウクライナがロシアとの戦争でイーロン・マスク氏率いる米スペースXの衛星通信サービス「スターリンク」を有効に活用した事例に倣おうという考えだ。 通常なら防衛問題で米国の技術を頼りにしている台湾だが、スターリンクはうかつに使えないと慎重に構えている。マスク氏が最高経営責任者(CEO)を務める米電気自動車(EV)大手テス