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ブックマーク / www.org-chem.org (2)

  • 喪われた化合物の名誉のために(3)~アスパルテーム~ - 有機化学美術館

    ☆喪われた化合物の名誉のために(3)~アスパルテーム~ 前回に引き続き、今回は人工甘味料アスパルテームを取り上げてみます。「買ってはいけない」の著者たちはずいぶんとアスパルテームが嫌いらしく、これを含む品(アイス、チョコレートなど)が多数槍玉に挙げられています。 甘味を感じさせる化合物の代表といえばもちろん砂糖(スクロース)です。砂糖は体を動かすための重要なエネルギー源ですが、摂り過ぎれば肥満・糖尿病などを招くことはご存じの通りです。そこで昔から多くの代用甘味料が開発されてきました(甘い化合物に関してはこちらもご覧下さい)。 かつて用いられた甘味料にチクロやサッカリンがあります。これらはそれぞれ砂糖の30倍、500倍の甘さを持ちます。このうちチクロは分解物に発癌性があるため現在使用が禁止されていますが、この分解反応が体内で起こるとはあまり考えられず、EU圏や中国では使用可となっています。

    mongrelP
    mongrelP 2015/05/31
    「必須アミノ酸であるフェニルアラニンがなぜ毒だというのか?」せやな
  • 炭素をつなぐベストの方法~鈴木・宮浦カップリング

    ☆炭素をつなぐ最良の方法・鈴木-宮浦カップリング(1) ここまで、様々な特色を持つ数多くの有機化合物を紹介してきました。これらの化合物は(いくつかのタンパク質を除けば)、ほとんど全て有機化学者が化学的手法を使って人工合成してきたものばかりです。化学者たちは「有機合成」という武器を駆使して天然化合物のみごとな仕組みを次々と解明し、それに負けないほどの機能を持った化合物を数え切れないほど作り出してきました。丈夫なプラスチックも病苦を和らげてくれる医薬も、全ては「有機合成」という確立された技術の上に立って生み出されたものであるわけです。 ではその「有機合成」、つまり化合物を組み立てるというのは、具体的にはどういう技術なのでしょうか? 丈夫な繊維ナイロン(上)も、複雑な構造を持つ抗ガン剤ビンブラスチンも、有機合成の力によって作り出された化合物である。 有機化合物の基骨格は炭素で作られていますから

    mongrelP
    mongrelP 2010/10/06
    ふむ、これに限らず日本人の功績が大きくてそのさきがけとなったのが鈴木(宮浦)クロスカップリングなのね。
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