地上アナログ放送の停波で空いた920MHz帯を利用する日本発の無線「Wi-SUN」。乾電池で10年間駆動も夢じゃない、驚きの規格を解説する。 今回のテーマは、日本発の世界標準無線通信規格「Wi-SUN」(ワイサン)だ。2013年に東京電力などのスマートメーター(次世代電力量計)への採用が決まった他、2015年1月には家庭内の家電などの電力消費管理を行うHEMS(Home Energy Management System)における家電とHEMSコントローラーの相互通信ネットワークHAN(Home Area Network)の実用化を前進させる世界初の準拠無線機の動作実証が成功した。われわれの生活に一番身近な無線通信規格になりそうなWi-SUNとはどんなものか。 「Wi-SUN」とは? Wi-SUNは、Wireless Smart Utility Networkの略語で、最大1キロ弱程度の距離
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