Ardourはオーディオの録音、編集、ミキシングといった機能を備えるデジタルオーディオワークステーション(DAW)ソフトウェア。WindowsやmacOS、Linux、FreeBSDといったプラットフォームで動作する。オーディオとMIDIを扱うことができ、WAV、AIFF、CAF、BWF、FLAC、Ogg/Vorbis、MP3などさまざまなファイルフォーマットでの出力が可能。LV2、VST(WindowsとLinux)、macOSではAU(AudioUnits)などのプラグインにも対応する。ライセンスはGNU Publice License v2。 Ardour 6は2016年に公開されたバージョン5系に続く最新のメジャーリリースとなる。2017年9月のバージョン5.12公開以来のリリースで、内部の開発に時間を要したと説明している。 信号処理フローにおける遅延を改善し、あらゆる信号処理パス