2018年6月25日のブックマーク (3件)

  • 福岡から出てきた私が入社3カ月で店舗運営を任された話

    ゲイトという会社で働いている尾方です。この会社に入社して間もなく3年になります。簡単に私のキャリアを紹介すると、「新卒社長→挫折して引きこもり→ゲイト」という感じです。 地元・福岡での大学時代に、ビジネスのステージで活躍していくにはどうしたらいいかを模索していました。就職活動を通じて、社会に出ることがその答えとは思えず、何か行動できることを探す中、大学3年の夏から休学し、1年間東京のベンチャー企業で武者修行しました。 それまでアルバイト先で重宝されていたこともあり、仕事ができる、ビジネスのステージでも活躍できるのではないかと、自信を持って上京しましたが、見事に玉砕。まるで役に立たず、大変苦労した1年間でした。 地元で1番の大学に通っていた私。自信はあったし、自分なりにベストを尽くしてやってきたつもりでした。でも全く通用しませんでした。これから社会に出るのに、今までやってきたことが役に立たな

    福岡から出てきた私が入社3カ月で店舗運営を任された話
  • 生命のような建築を作りたいと思ってきた | ブレーン 2018年7月号

    建築家の平田晃久さんは、緻密な発想をもとに、ユニークな造形を作り上げていく──その過程の話を、いつも面白く聞いてきた。今年は、村野藤吾賞を受賞し、ギャラリー「間」では、7月15日まで展覧会が開催中だ。最近の仕事のあれこれを聞きに行った。 街を歩くように回遊できる太田市美術館・図書館 平田さんの事務所は、青山の骨董通りから少し入った閑静なロケーション。展覧会に向けて作ったばかりという作品集を見せてもらいながら、平田さんの発想や仕事の進め方について、話を伺った。 近年の仕事のひとつに、太田市美術館・図書館がある。屋上に庭をいただいた建物の周囲を、回廊のようなスペースがぐるりと囲んでいる。「5つのコンクリートの箱が、ゆるやかなスロープでつながる。建築物のまわりに街があって、歩いて回れるような場」という発想から、ワークショップ形式で市民と話し合いながら、進めていったプロジェクトだという。 そういう

    生命のような建築を作りたいと思ってきた | ブレーン 2018年7月号
  • 「ブランドストーリー」ではなく、「物語ブランド」が重要な理由

    ここ2回ほど、コラムでは小説や、映画など物語をテーマに取り上げてきましたが、今回はそこから派生するテーマとして、ブランドにとって物語(ストーリー)をどう扱うべきか、について書きたいと思います。 私は自分が文学部出身なこともあって、マーケティングの専門書と同じくらい物語も好きでよく読むのですが、物語がマーケティングの仕事に生きると感じる場面が多くあります。実際、周囲を見渡しても、最近では自社ブランドの定義に物語を取り入れた手法がとられるケースが増えているように思います。 マーケティングに物語を取り入れる手法のひとつが、物語の神話的構造をブランドに当てはめる、というものです。物語というのは特定の作者によってつくられるのではなく、神話や民間伝承などによって育まれるもの、つまりは文化が生み出す現象のひとつとして捉えることができます。そして文化人類学者によれば、世界にはそのような意味での非常に多く

    「ブランドストーリー」ではなく、「物語ブランド」が重要な理由