今夏はまさかの「全キャリア新モデルゼロ」。スマホからガラケーに戻したがっているユーザーも多い……なんて話も聞くのに、なぜかくも冷遇されるのか。ガラケーの“今”に迫る! ◆ガラケー派ユーザーにはいよいよ「冬の時代」が到来 世がスマホの天下に塗り替わって久しいが、本欄担当編集Fは、7年もののドコモ「SO902i」を変わらず愛用中だ。とはいえ、古いモデルだけに海外で使える国は少ないし、ルックスもくたびれ果ててきた。よい新機種があれば、いよいよ買い替えるか……なんてノン気に考えていたところへ、ショッキングな知らせが。この夏は、ドコモ(※)、au、ソフトバンクの3キャリアとも、ガラケー(フィーチャーフォン)の新機種がゼロだというのだ。もはやガラケーは「過去の遺物」なのか!? 「そんなことはありません。近年、スマホも含めてドコモが出した新端末の中で、ダントツで売れたのは『P-07B』というパナソニック