MicrosoftがWindows 11を発表し、同時にPCがWindows 11の要件を満たしているかチェックするツールを公開したことで、さっそくこれを実行してみた人は多いと思う。(私もその一人。) しかし、サブで使っているノートPCは要件を満たしていたものの、メインのデスクトップPCはNGという結果になってしまった。 今年に入って新調(パーツを更新)したばかりのPCだし、性能的には十分以上なのになんで?となってしまったのだが、こういう場合、NGになる原因はほとんどTPMらしい。 Windows 11では、TPM 2.0をハードウェア仕様の最小要件[1]に含めている。 ここでTPMとは、暗号鍵を安全に管理するためのモジュールで、WindowsのBitLockerなどで利用されている。[2] TPM(Trusted Platform Module)は、デバイス上で様々なセキュリティ機能を提