1912年頃、アメリカ合衆国で映画館のインターミッションに用いられた写真(アメリカ議会図書館蔵)。 インターミッション(英語: intermission)は、映画館で行われる途中休憩のことで、映画の中でも、上映時間が長時間となる上映途中に行われるものである。 映画館が勝手に上映を中断して休憩を入れているわけではなく、映画の制作者側が休憩を入れること、および休憩を入れる箇所を決めている。インターミッションのある映画は、2023年現在ではほとんど制作されなくなっている。 インターミッションは、フィーチャー映画(長編映画)の登場とともに誕生した。 映写の際、上映用フィルムを巻き取ったリールを映写機にセットして上映するが、リール1本に巻き取れるフィルムの長さには限界がある。このため、リールを2本以上必要とする長さの映画では、映写機にセットしたリールを交換する必要がある。 当時は、リール1本を上映し