突然変異と自然淘汰説により理論武装された正統派進化論に対し、著者は名著『生物の世界』以来、生物の進化とは種社会を単位とした生物の世界の歴史的発展であるとの立場から、一貫して疑義を提起している。豊富な踏査探検と試練の上にはじめて構築された今西進化論は正統派進化論を凌駕する今世紀最大の理論の1つである。進化論はあらゆる問題にまたがる本質的認識であるがゆえに、本書に要約された今西進化論こそ必読の文献である。
![『進化とはなにか』(今西 錦司):講談社学術文庫 製品詳細 講談社BOOK倶楽部](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c87215f73a9696b95bf7c8a93fb341c64b8a2f49/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcv.bkmkn.kodansha.co.jp%2F9784061580015%2F9784061580015_w.jpg)
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