「Microsoft Azure」のファイアウォールにおいて、「Azure Service Tag」に基づくルールがバイパスされる問題が指摘されている。指摘に対してマイクロソフトは設計どおりとして脆弱性と認めておらず、正しく機能を理解して利用するようガイダンスを公開した。 「Azure」では、特定のサービスや一連のIPアドレス範囲を管理できるよう「Azure Service Tag」の機能が用意されているが、Tenableは、信頼できるサービスからのリクエストを偽造することで、「Azure Service Tag」に基づくファイアウォールルールをバイパスできるとし、脆弱性として報告した。 Tenableでは1月にマイクロソフトに報告。その後調整のもと今回の公開に至った。同脆弱性は、Azureで提供されている11サービスに影響があるとし、データの整合性と機密性への影響から重要度を「高(Hig
Check Point Software Technologiesのゲートウェイ製品にゼロデイ脆弱性「CVE-2024-24919」が明らかとなった問題。当初、パスワードのみを認証に使用する環境が攻撃対象になったと強調されていたが、より多くの利用者が影響を受ける可能性がある。国内では対象機器が多数稼働していると見られ、注意が必要だ。 「CVE-2024-24919」は、同社機器の「リモートアクスVPN」「モバイルアクセス」機能に判明した脆弱性。 同社が提供する「CloudGuard Network」「Quantum Maestro」「Quantum Scalable Chassis」「Quantum Security Gateway」「Quantum Spark Appliance」が影響を受ける。 Check Pointでは、現地時間5月27日にセキュリティアドバイザリを公開し、「CVE
オーストラリアに拠点を置く4DS Memory(以下、4DS)は、これまでの沈黙を破り、同社の抵抗変化メモリ(ReRAM)技術に関するロードマップを明らかにした。 同社によると、PCMO(Praseodymium、Calcium、Manganese、Oxygen)をベースとしたインタフェーススイッチング機能は、他のフィラメント型ReRAM技術と比べて大きなメリットを提供し、AI(人工知能)やビッグデータ、ニューラルネットワークアプリケーション向けに適した高帯域幅/高耐久性の永続メモリを実現するという。 4DSのCSO(最高戦略責任者)であるPeter Hime氏は、米EE Timesとのブリーフィングで、「4DSのReRAMは、永続ウィンドウ内でのリフレッシュが不要で、DRAMの動作ウィンドウ内でリフレッシュすることができる。このため、少ないエネルギーで高帯域幅/高耐久性を実現することが可
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