by Intel Corporation 2022年5月10日から開催される「Intel Vision」に合わせて、Intelは「第12世代Intel Core HXプロセッサ(Core HX)」を発表しました。Core HXはノートPC向けのモバイルプロセッサで、2022年1月に「世界最速のモバイルプロセッサ」として発表した「第12世代CoreプロセッサHシリーズ」のさらに上位版になっているとのことです。 12th Gen Intel Core HX Processors Launch as World’s Best Mobile... https://www.intel.com/content/www/us/en/newsroom/news/vision-2022-12th-gen-hx.html Core HXは高い処理能力や電力制限により、クリエイターはかつてないほど要求の厳しいワ
Intelは米国時間5月10日、第12世代「Core i9」「i7」「i5」の各CPUで構成される新たな「HX」シリーズを発表した。同社とノートPCメーカー各社はこれらを「デスクトップ級」のプロセッサーと表現している。これらは実際、同社がこれまでに開発したモバイル向けCPUの中で最も強力だ。最新のデスクトップ向けCPUと多くの共通点がある。 主な想定購買層はクリエイターだが、「i9-12900HX」と「i7-12800HX」は「無制限のコアオーバークロック」に対応するとのことで、同日に発表された「Lenovo Legion 7」の新モデルのようなゲーミングノートPCにも搭載されることが見込まれる。 HXシリーズではベースパワーが55W、最大ターボパワーは157Wとなる。下位の「H」シリーズでは、ベースパワーが45W、最大ターボパワーは115Wだ。Intelによると、HKシリーズよりもマルチ
Infineon Technologiesの日本法人であるインフィニオン テクノロジーズ ジャパンは、同社の車載マイコンファミリ「AURIX」として、次世代eMobilityやADAS、自動車E/Eアーキテクチャ、低価格人工知能(AI)アプリケーション向けとなる「AURIX TC4xファミリ」の初期サンプルを一部の主要顧客向けに出荷したことを1月18日に発表した。 同製品は、28nmプロセスを採用し、従来品である「AURIX TC3xファミリ」の上位互換に位置づけられるもの。最大500MHzの次世代TriCore v1.8を搭載したほか、「AURIX アクセラレーター スイート」による性能強化が図られているとしている。 また、新しい並列処理ユニット(PPU)やSIMDベクトルDSPも搭載しており、さまざまなAIトポロジーの要求に対応するとともに、新たなSOTA(Software Over-
コンピューターの起動プロセスへの攻撃が増加していることに対抗して、ハードウェアの防御層としてAMDが開発したのが「Platform Secure Boot(PSB)」機能です。この機能を一度でも利用した場合、CPUがベンダーロックインされてしまうという欠点があり、そうしたCPUが中古市場に混乱を起こしていると報告されています。 Lenovo Vendor Locking Ryzen-based Systems with AMD PSB https://www.servethehome.com/lenovo-vendor-locking-ryzen-based-systems-with-amd-psb/ Anchoring Trust: A Hardware Secure Boot Story https://blog.cloudflare.com/anchoring-trust-a-har
今回は引き続きCES 2022におけるインテルの発表内容の説明である。前回はデスクトップ向けモデルを取り上げたので、今回はモバイル向けだ。 HシリーズとUシリーズの中間に 新たに追加されたPシリーズ Alder Lakeの世代から従来のH/Uシリーズに加えてPシリーズが追加されたというのは既報のとおり。従来だとHシリーズがTDP 35Wで、Configurable TDPを使って45Wまで対応という形だったのが、今回からHシリーズはすべてTDP 45Wに統一されている。 もっともこれ、表現としては微妙な感じである。例えば第11世代のCore i9-11900Hの場合、Configurable TDP-downが35W、Configurable TDP-upが45Wという表記なのが、第12世代のCore i9-12900Hの場合はProcessor Base Powerが45W、Minimu
新年の幕開けに、パーソナルコンピュータのハードウェア技術の動向を占う「PCテクノロジートレンド」をお届けする。本稿はCPU編として、IntelとAMDの2軸でCPUロードマップを紹介したい。 *** ◆Intel CPU Photo12: 激しく動き回るポン太先生。これが記事に載せられる最後の機会だろうか? (編集注:「PCテクノロジートレンド」では例年、記事中に度々猫が登場します。これは単に猫が好きというだけではなく、著者の助手(?)の猫たちが仕事を手伝う(?)様子を適宜差し込むことで、閑話休題的に話題を区切るという猫大好きな記事構成上の演出です) さて、IntelのCPUについて。Processの所(PCテクノロジートレンド 2020 - プロセス編)でご説明した通り、10nm+(や10nm++)を使ったCPUは、原則としてTDP枠が28W位までの範囲に収まる事になる。要するにこの程度
米インテル(Intel)は、Atomプロセッサーの次期マイクロアーキテクチャーである「Tremont」の詳細を、「Linley Fall Processor Conference 2019」(米カリフォルニア州サンタクララで2019年10月24日に開催)で発表した(ニュースリリース1)。Tremontマイクロアーキテクチャーのプロセッサーは、Coreの次期マイクロアーキテクチャー「Sunny Cove」のプロセッサーと一緒に、米マイクロソフト(Microsoft)が発売予定の2画面折り畳み式ノートPC「Surface Neo」(ニュースリリース2)に搭載されるという。 Tremontの存在は、2018年12月に開催の「Intel Architecture Day」(関連記事1)で明らかにされた。2019年5月の投資家向けミーティングの際には、3次元実装技術「Foveros」を使ったMCP(
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く