Googleもだました? LinkedInに氾濫する偽役員や偽社員、企業も対応に苦慮:この頃、セキュリティ界隈で 転職活動や企業の人材採用などに幅広く使われているビジネス向けSNSの「LinkedIn」で、大企業の役員や特定分野のエキスパートをかたる偽アカウントが大量に作成されているのが見つかった。プロフィールはAIで生成したと思われる顔写真と、他人のアカウントから抜き取った自己紹介文で構成され、一見すると架空の人物と見抜くのは難しい。誰が何の目的で仕掛けているのかは分かっていない。 セキュリティジャーナリストのブライアン・クレブスさんは、LinkedInで全米の総収入上位500社のリスト「Fortune 500」の大企業の最高情報セキュリティ責任者(CISO)を調べたところ、大量の偽CISOが見つかったと伝えた。 例えばエネルギー大手の米ChevronのCISOをLinkedInで検索す
Instagramの「いいね!」が買える自動販売機が登場したことからも、もはやSNSのいいね!の数は必ずしも正しいわけではないことが知られています。しかし、どのような人がどのようにいいね!を売買しているのかはあまり知られていないところ。そんな中、「Inside the Fake Like Factories」(偽いいね!工場の内側)と題された調査結果が報告されました。 media.ccc.de - Inside the Fake Like Factories https://media.ccc.de/v/36c3-10936-inside_the_fake_like_factories 以下のムービーからいかにフェイクアカウントが世の中に横行しているのかというプレゼンを見ることができます。 壇上に上がったのは、左からジャーナリストのSvea Eckertさん、セキュリティ研究社のDenni
飲食店を探すときに参考のひとつとなるのが、実際にそこを訪れた人たちのレビュー(口コミ)です。ただ近年表面化してきているのが、レビューの信憑性の問題。不正ややらせと思われるレビューが見られたり、特定の店や店員を非難するような厳しいレビューが投稿されたり、レビューそのものへの信頼性が以前より低下していると感じる方も多いことでしょう。そんななか生まれたのが、レビューの信頼度をAIが評価して、本当においしい店を選ぶランキングです。 レビューの信頼性の問題に切り込んだのが、レビュー信頼性スコアリングAI「WISE REVIEW」。東大初のスタートアップTDAI Labが、ネットワーク分析や自然言語処理技術を活用して開発したAIアルゴリズムです。このAIでは、星の数やレビューの文章の内容、投稿時間、投稿者自身の評価履歴、ほかの意見との解離などから多面的に分析を行い、やらせやサクラ、アンチなどの信頼性の
有名人の画像を勝手に使用して、あたかもその有名人が商品を薦めているかのように見せる広告がある。そうした「フェイク広告」は、怪しげなサイトだけでなく、新聞社のサイトにも掲載されていた。なぜそんなことが起きるのか――。 地方新聞の記事に紛れ込んでいたフェイク広告 取材を進めると、フェイク広告がインスタグラムなどのSNSだけではなく、信頼できる情報を配信しているはずのウェブサイトにまで広がっていたことがわかった。日本新聞協会の会員となっている新聞社、通信社、それにテレビ局のニュースサイトを調べたところ、フェイク広告が複数の地方新聞のニュースサイトに掲載されていたのだ。 掲載されていたのは、合わせて12の地方新聞のニュースサイト。少なくとも、2018年12月から2019年1月上旬の間に表示されていることを確認した。 新聞社のニュースサイトには、個別の記事ページの下あたりに、「あわせて読みたい」とか
加工された写真やディープフェイク動画、さらには完全に偽者の顔であふれた世界の中で、Adobe Systemsは偽画像を特定する人工知能(AI)ツールに取り組んでいることを明らかにした。「Adobe Photoshop」の「倫理的影響」に言及し、同社はこの問題に対処するため、カリフォルニア大学バークレー校の研究チームと提携した。 Photoshopの「Face Aware Liquify」(ゆがみ)機能は、顔の表情を変化させるために使われている 提供:Alexandra Robinson/AFP/Getty Images Adobeによると、Photoshopの「Face Aware Liquify」(ゆがみ)機能は、人々の顔の表情を変化させるために使われている。 Adobeとバークレー校の研究者らはこのほど、この機能による画像への編集内容を検出して取り除く方法を開発した。 Adobeによる
人工知能(AI)を顔認識に利用することには、プライバシーをめぐるさまざまな懸念が指摘されてきた。しかし今、AI技術に関連する新たな応用が、諜報活動への不安をかき立てている。あるスパイが最近、ターゲット候補を誘い込む目的で、LinkedInでAIを使って偽のプロフィール写真を作成していたと、Associated Press(AP)が米国時間6月13日に報じた。この写真は、30代で赤毛の「Katie Jones」を名乗るLinkedInアカウントに表示されていた。 APによると、Jonesとつながった52人には、米政界の有力者たち、具体的には国務副次官補、上院議員の上級補佐官、米連邦準備制度理事会(FRB)入りが見込まれている著名エコノミストといった人々が含まれていたという。 Jonesの経歴には、ワシントンDCを拠点とするシンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)で「ロシアおよびユーラシア
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