総務省が12月17日、「ローカル5G」に関するガイドラインを公表した。 ローカル5Gは、携帯キャリア(以下、MNO)が展開する5Gサービスとは別に、企業や自治体などの事業者が、建物内や特定地域などのエリアで提供する、自営の5Gサービス。工場内の生産性向上、地方の課題解決などを目的とした利用が想定されている。 総務省は2019年9月28日から10月28日までに意見募集を行い、そこで提出された意見を踏まえ、「ローカル5G導入に向けたガイドライン」を策定した。合わせて、2019年12月24日にローカル5G無線局免許の申請受付を開始する予定。 ローカル5Gで使用する周波数帯は4.6~4.8GHz帯と28.2~29.1GHz帯を想定しているが、現時点では28.2~29.1GHz帯の100MHz幅の利用について法整備が済んでいる。ガイドラインでも28.2~29.1GHz帯の利用を対象としている。 ロー