利用者増加が見込まれるとして10月末のハロウィンを前に、京王電鉄が危機管理レベルを「厳重警戒体制」に引き上げるなどの防犯対策の取り組みを強化している。特に10月29日から31日を「強化期間」とし、同社は利用者に「仮装した状態で乗車しないでほしい」と呼びかけている。 同社では21年10月31日、米国の人気作品『バットマン』に登場する悪役「ジョーカー」に仮装した服部恭太容疑者が京王線新宿行の電車内で、乗客を切りつける事件が発生。その後、液体を撒き、火を付けたことで、男女17人が重軽傷を負ったとされている。