インド宇宙研究機関は、人工衛星10機を搭載した極軌道打ち上げ機PSLV(Polar Satellite Launch Vehicle)-C9を打ち上げ、全衛星を軌道に乗せることに成功した(本家記事、sorae.jp)。PSLVは12回連続で打ち上げを成功させており、今回は1回の打ち上げで10機の衛星を軌道に乗せるという史上初の快挙を成し遂げ、商用衛星打ち上げ市場におけるインドの存在感を示したことになります。今回の打ち上げ機の重量は230t、ペイロードは合計824kgであり、打ち上げられた衛星のうち2機はインド宇宙研究機関が開発したもので、残り8機は他国が開発した超小型衛星だそうです。この中には東工大松永研究室と日大理工学部の学生が開発した衛星が各1機含まれているとのこと。