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ブックマーク / ameblo.jp/vin (4)

  • 『農薬のお話、かあちゃんのために その2 農薬って何?』

    前回は農薬批判について、正しく批判するなら良いことだし世の中の役にも立つよという話をしました。 で今回は、農薬ってそもそも何なんだ?という話をします。これが実は、農薬を正しく批判するためには最も重要なポイントなのです。 農家のおっさんに、「農薬って要するに、どういうもののことですか?」と尋ねると、普通は「田んぼとか畑とかで、農作物の害になるもんをやっつけるものや。農業での薬や。」のような答えが、少ししどろもどろになりつつ返ってくるんじゃないかと思います。 農薬って何?とは正確には農薬の定義ですが、それは農薬取締法にあります。 第1条の2 この法律において「農薬」とは、農作物(樹木及び農林産物を含む。以下「農作物等」という。)を害する薗、線虫、だに、昆虫、ねずみその他の動植物又はウイルス(以下「病害虫」と総称する。)の防除に用いられる殺菌剤、殺虫剤その他の薬剤(その薬剤を原料又は材料として使

  • 『農薬のお話、かあちゃんのために その1 はじめに』

    去る7月21日、横浜で、ネット上のお友達であるぶたやまさんhttp://butayama3.hatenablog.com/に招いていただき、横浜で農薬についてのお話をしてきました。 内容は普通の消費者向けにということで、農薬の定義みたいな基の話から残留農薬規制についてと、かなり堅い話をしたのですが、ぶたやまさんのブログに写真が上がっているように大量のべ物に囲まれて、しかも和室で座り込んでというたいへんだらっとした(良い意味)雰囲気で行われたため、全体的にはそれほど硬くならずに楽しく話ができました。 もっとも楽しくできたとはいえ、自分は決してしゃべるのが職ではなく、しかもけっこうテンパりやすく(おしゃべりがどんどん加速していき果てには猛スピードでしゃべるようになるのですぐわかる)、それなのに原稿も用意しないので、内容が上手に伝えられたのかは自分なりに疑問があります。 まあ集まった方々が

  • 『モフモフ療法の光と影』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 モフモフ療法の世界的権威である道良 寧子氏が先日、新聞上でインタビューに応えて日のモフモフ療法の歴史について語っているhttp://d.hatena.ne.jp/doramao/20100817/1282048475 。しかしモフモフ療法は世界各地にその起源を主張するものがあり、現在では起源について一つの確固とした何かがあるわけではなく、各地で類似したものが自然発生的に起こったとする説が有力である。もっとも、「モフモフ」という名称はほぼ全世界で共通であり、この点は社会言語学者たちから熱い注目を集めている。 ここでは主に米国と中国におけるモフモフ療法について紹介しよう。 アメリカにおいて最も有名な、モフモフ療法の推進者として知られるのは作

  • 『農業で見かけたトンデモ』

    農家こうめのワイン 農家による農家のための・・・・なんだ?しがないイチ百姓による農業ネタ&農業ニュース評論。ワインと日酒の飲んだ感想や日々の雑記つき。 農業業界にいてトンデモなものを見かけることはよくあります。ただし最初に言っておくと、それが即悪いことだとは思いません。農薬取締法的にどうかとか、景品表示法的にどうかとか言う問題を別にすると、農産物を作る際にある程度のデタラメがあってもいいだろうし、それで良い結果が出るならそれを否定する意味もやはりありません。今でも経験頼りな所も大いにある業界ですし。 農産物に関わるトンデモが悪いのは、それが販促に直接繋がるときでしょうね。つまりマイナスイオンで美味しいお米!てな宣伝とか。けど生産現場だけで、勝手に黙ってやってる分にはどうでもいいことでしょう。要は他人の迷惑じゃなければいいんです。 でまあ農業で見かけるアレげなものですが、かわいい所では田ん

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