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ブックマーク / gatonews.hatenablog.com (8)

  • 救命センターでの行き過ぎ取材はあったのか 新聞社と病院に取材を行いました - ガ島通信

    公立豊岡病院但馬救命救急センターがブログでマスメディアの取材手法を厳しく批判し(「マスコミの人間に心はあるのか」)ネットで話題となった後、J-CASTニュースがブログで名指しされた読売、毎日、朝日の各新聞社に取材し、新聞社側がブログは事実誤認であると指摘していることを明らかにしました(亀岡事故、行き過ぎた取材だったのか 病院「心が腐っている」vs新聞社「事実誤認、訂正を」)。 センターのブログが話題となっている最中に 「マスコミの人間に心はあるのか」問われる現場の取材手法 というブログ記事を書き、現場での無理な取材が批判を浴びながら、なぜ繰り返されるのかという構造的な問題に目を向けて考えてみましたが、J-CASTニュースの取材によって状況が変化し、事実関係が曖昧となったために、各新聞社と病院に取材を行いました。いずれもお忙しいなか、丁重に対応頂きました。 新聞社はいずれもファクスで質問項目

    救命センターでの行き過ぎ取材はあったのか 新聞社と病院に取材を行いました - ガ島通信
  • 「新聞をスルーしやがって」と怒る前にジャーナリズムならやるべきことがある - ガ島通信

    民主党の小沢一郎氏や広島市の秋葉忠利市長が、新聞やテレビと言った既存のマスメディアを素通りして、直接有権者に呼びかけたことについて数社の取材を受け、朝日新聞にコメントが掲載されました。 支持回復狙い「生の姿」、小沢氏も意識 首相ネット出演(1月8日朝刊) 既存メディアのあり方も問われる。ブログ「ガ島通信」を主宰するジャーナリストの藤代裕之さん(37)は「ネットの登場で、権力者は言いたいことを思うように言える場を得た。権力監視の役割を果たせるか、既存メディアの胆力が試される」と指摘する。 各記者の方とは1時間ぐらい話をしたのですが、私が話した事を紹介する事で、いまの新聞がソーシャルメディアをどう見ているのかが分かるのではないかと思い記事を書く事にしました。ここから書く事は朝日新聞の記者とのやり取りに限りません。 まず、前提として識者コメントは客観報道を標榜している日のマスメディア(特に新聞

    「新聞をスルーしやがって」と怒る前にジャーナリズムならやるべきことがある - ガ島通信
    moondriver
    moondriver 2011/01/11
    "このような話をして、朝日新聞には一言コメントが掲載され、他社では掲載はされなかったということになります"
  • 警視庁による書き込み削除要請、EMAが「事実確認されず」と発表 - ガ島通信

    ミクシィやグリー、モバゲータウンといったSNSサイトを運営する6社に対して警視庁が「異例」の削除要請を行い、サイトによってはコミュニティーが削除されたとの報道について、モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)がプレスリリース「EMAの対応に関する経過のご報告」を出しました。 当該報道発表でお伝えしましたとおり、EMA審査・運用監視室から認定制度による認定サイト運営事業者に対しヒアリングおよび書面による事実確認等を実施しました。また、警視庁に対しても事実確認を行い、現在も継続的に意見交換をしております。 上記の結果、「不健全な出会いにつながる書き込みと判断したため」警視庁が削除要請をしたとの一部報道に関して、かかる事実は確認されませんでした この削除の問題を書いた日経IT-PLUSの記事『マスメディアのSNS削除要請報道こそ「不健全」でないか』の取材でも、各社広報は「警察の要請による

    警視庁による書き込み削除要請、EMAが「事実確認されず」と発表 - ガ島通信
  • 大野病院事件に無罪判決、問われるマスメディアの報道 - ガ島通信

    医療崩壊のきっかけのひとつとなったとされる、大野病院事件で逮捕された産婦人科医に無罪判決が言い渡されました。 福島県立医科大学医学部産科学婦人科学教室の佐藤章教授が代表を務める「周産期医療の崩壊をくい止める会のホームページ」にはテレビのテロップが出た直後に「無罪判決」の判決速報がアップされました。この後も情報が随時更新されるようです。 この事件については「ある産婦人科医のひとりごと」や「新小児科医のつぶやき」といったブログを定期的に見ることで検察・弁護両側の主張、問題点、医療現場の深刻さなどを理解することが出来ました。ブログの登場によって専門家が発言できるようになったインパクトは大きいものがありました。一方、マスメディアの報道は批判にさらされています。 無罪判決を受けて、手のひらを返すように警察・検察をバッシングすれば、ますますマスメディアは信頼を失うでしょう。記者に求められているのは、ど

    大野病院事件に無罪判決、問われるマスメディアの報道 - ガ島通信
  • 毎日新聞「Wai Wai」問題と私刑化する社会とネット時代の企業広報の視点 - ガ島通信

    毎日新聞の英語版サイト「Mainichi DailyNews」のコーナー「Wai Wai」で変態的ニュースを5年近く配信し続けていた問題は、「私刑化する社会」の代表事例となりそうです。パブリックを背に「社会的な問題」を追求するのはマスメディアだけでななく、ネットメディア(ユーザー)にも可能になったことが明確になりました。私刑はマスメディアの専売特許でなくなったことを示す事例が、マスメディアに対して起きているというのも皮肉な感じがします。 誰もが情報発信できるインターネット時代のユーザーパワーについては、ネット登場時から言われていましたが、2ちゃんねるだけでなく、まとめwikiやJ-CASTニュースといったミドルメディアの誕生が情報共有を容易にし私刑化を推し進めています。このような問題意識と構造は日経IT-PLUSのコラム『インターネットと「私刑」化する社会』に書いた通りです。 コラムでは、

    毎日新聞「Wai Wai」問題と私刑化する社会とネット時代の企業広報の視点 - ガ島通信
  • オライリーがブログエチケット「Blogger's Code of Conduct」を提唱 - ガ島通信

    Web2.0の提唱者ティム・オライリーが、ブログのエチケットを提唱しているというロイターの記事(Webの権威、ブログエチケットを提唱―ブロガーから反発も)がITメディアに紹介されていました。 オライリーが問題提起したのは、Wikipediaの創設者のジミー・ウェールズが解説したwikia.com上。Blogger's Code of Conductの項目を見ると、「一緒にコードを作ろう」とブロガーに呼びかけています(メーリングリストに参加することも出来る)。自分のオリジナルコードを提案することもできます。「集合知」によってブロガーの規範を作ってみようという試みなのでしょう。 現時点で7カ条になっているようです(いつものように苦手な英語を無理やり訳してみました。間違いがあればご指摘ください)。 1. We take responsibility for our own words and r

    オライリーがブログエチケット「Blogger's Code of Conduct」を提唱 - ガ島通信
  • シンポでの鳥越編集長発言にITmedia岡田記者が反論 - ガ島通信

    オーマイニュース準備ブログの「炎上」のきっかけの一つとなったのが、ITmedia岡田記者の鳥越編集長インタビュー記事「ブログでも2chでもない「市民新聞」とは――オーマイニュース鳥越編集長に聞く」での下記のやり取りでした。 Q.岡田 ――2ちゃんねる2ch)やブログなど、発言の場はたくさんあるが。 A.鳥越 2chはどちらかというと、ネガティブ情報の方が多い。人間の負の部分のはけ口だから、ゴミためとしてあっても仕方ない。オーマイニュースはゴミためでは困る。日の社会を良くしたい。日を変えるための1つの場にしたいという気持ちがある。 先日のブロガー×オーマイシンポジウムで、この件について鳥越編集長は「ゴミ溜め発言」は、2ちゃんの一部と話したつもりだったと説明していました。これはオーマイニュースがシンポの模様を速報した「鳥越編集長、引退の危機!? ブロガー × オーマイニュース」(Ohmy

    シンポでの鳥越編集長発言にITmedia岡田記者が反論 - ガ島通信
  • ガ島通信 - オーマイニュースジャパンの「炎上」と「現状」

    8月28日の正式創刊するオーマイニュースジャパンの準備ブログが「炎上」後、迷走し続けています。鳥越編集長は、炎上原因について『戦争を知らない若い世代が、経済発展した韓国に違和感を覚え、過去にあった差別意識を再生産した』(毎日新聞)とステレオタイプな理論を展開。正式版のPRとなるはずの市民記者の記事紹介には、読むに耐えない低レベルな記事やカルトとの関係が疑われる記事が並んでいます。「外」から見る限り、これまでに誕生したJANJANやライブドアPJとの違いは見えてこず、新しさはありません。 炎上のきっかけとなったのはITメディアのインタビュー。『2ちゃんねる2ch)やブログなど、発言の場はたくさんあるが』との岡田記者の問いかけに、鳥越氏は『2chはどちらかというと、ネガティブ情報の方が多い。人間の負の部分のはけ口だから、ゴミためとしてあっても仕方ない。オーマイニュースはゴミためでは困る。日

    ガ島通信 - オーマイニュースジャパンの「炎上」と「現状」
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